第1話 きっかけは
きっかけはClearBlueNightでした。
参加して頂いた方々に色々なお話をお伺いしてるのですがその中で多くのリクエストを頂いたのが!
『小さいワームが欲しい!』
私も小さいワームの必要性を感じているので具体的にお話を伺っていると。
小さなワームの欠点を幾つかお聞きしました。
小さいと軽いから飛ばない!
存在感も分かり難い。
アピールするボリュームが足りない。
などでした。
色々お話をお聞きすると確かにね…と感じ、手持ちのワームで皆さんとともに即席で作ってみました。
・存在感がより分かる様にエビフライのボディを!
・吸込み易い様にジャラシのテールを!
・サイズはキリが良い1インチ!
ライターで炙ってくっ付ける。
もちろんすぐ取れてしまいますがイメージは湧きます♪
意外とこれが面白かったんですよ!
大体それで終わりなのが普通なのかも知れないのですが…
気になる事は試さないとですね〜♪
第2話『実釣してみる』
事務所へ戻ったらサンプルを量産(笑)
簡単な作りですがまずはお試しです♪
正直これが結構イケるんですよ!(笑)
ボディの凹みで水を掴み、かなり存在感があります。
5mmのボディでワームウエイトも0.33gとまずまずあり、よく飛びます!
何より吸込み易いテールと長さがキモで卓上でハリのあるピンテールの動きがとても良い感じなのです。
実際に釣ってみるとこれがかなり良かったのです♪
活性が高ければガンガン食ってきますが低ければ啄ばむ様な感じの時もあります。5mmボディの太さでアピールしつつ、1インチとよく曲がるテールで吸込み易さを出せました。
あくまで簡単な手作りなので、設計すると更に良さが出るだろうとワクワクです♪
第3話『設計』
そんなカッコ良い事は出来ません(笑)
シンプルにイメージを描いていきます!
よりイメージが湧きますよね♪
それをプロの方にお願いすると…
すげー!!
更にワクワクが止まりません♪
第4話『仮金型』
実際に仮金型を作ってみると色々出てきます。
細過ぎて奥まで樹脂が来て無いとか(笑)
それはまた修正するとして。
まずは良いサンプルでの実釣テストを!
イメージ通り良い感じで釣れてくれます♪
まずは一安心♪
気になるのは【イメージと現実の差】
さぁ見てみますか!!(笑)
第5話『海中動画』
サンプルワームでイメージ通り釣れました♪
一口サイズの【1インチ】
ピンピン、プルプル【ピンテール】
海の中ではどんな感じで動いているんだろうか?
【イメージと現実の差】を実際に見てみました!
【ピンテール】が細かく動いているのがご覧頂けたかと思います。
ジャラシ1.9とは違う、より細かいテールアクションが再現できました!
【ピンテール】と【1インチ】を合わせて
Pinch (ピンチ) と名付けました。
渋い!厳しい!
そんなピンチの時を助けてくれます!!
最終話『こだわりの1インチ』
【ClearBlue Night】でのご意見からスタートした今回のワーム開発。
小さいワームは…
諦めていた事、不満点を解消しました!
《1インチでも…》
・分かる存在感
水流を受け止めるデザイン
・手を抜かない吸込み易さ
ボディ中央からの深いリブが簡単に曲がります
・しっかりとした飛距離
ワーム本体が0.27gと重さがあります
・針が刺し易い
ボディ直径5mmで簡単♪
・尺アジも釣れます
小さくても存在感がありアピール!
テールの先だけが微妙に動く
『微振動テール』
刺し方を縦、横変えるとテールの動き幅が変わります。
・縦刺し…テールの先だけ動く超微振動
・横刺し…ロッドアクションで小さなテール全体が動き誘います
人間から見ると些細な事ですがアジから見ると大違い!
実釣重視のピンテール1インチ
“ピンチ”
新感覚を是非ご体感下さい。