① 開発スタート
10年の間に様々なロッドを発売致しました。
素材の進化も驚くほどで、劇的変化したと感じています。
特に私が感じているのは東レのカーボン素材[ M40X ]の登場!
アジングに於いて感度、パワーなど最高の素材だと感じています。
その[ M40X ]を#1 #2 のベース素材として使い、厚く巻きたい。
そのブランクにオリムピックさんが開発した[ T1100Gソリッド ]を!
そんなイメージを膨らませ理想をカタチにスタート致しました。
② 試行錯誤
色々なロッド作ってきているのでスムーズに進むと思われる方が多いのですが
毎回様々なことがあるのが堪らなく面白いのです!
ファーストサンプル
到着して早速、海で試投するとイメージに近いパワーと感度。
0.2gのジグヘッド単体も扱えて10gのメタルジグも余裕のキャスト!
これには流石に驚きました。
更に飛距離を伸ばせればいいなと考えてサイズを大きくしてガイドセッティングを変更
セカンドサンプル
チェック!
ティップ周りのガイドサイズを3mmから3.5mmに変更しました。
ガイドのサイズが大きくなってラインの抜けが良いだろうと考えたのです。
実際に使ってみてびっくりしました!
ブランクが同じでガイドを変えただけ・・・
どこまで変わると思いますか?
劇的に感度ダウン!!
これは正直、予想以上かなり驚きました。
ガイド径が大きくするのは必ずしも良い結果だけではないのです。
再びガイドを戻して、感度アップの為にグリップ周りを調整して頂きました。
サードサンプル
グリップ周りを調整して貰ったことで数gの軽量化とバランスの向上が出来ました。
到着後早速海で確認!
非常に良い感じです!
取り回しの良さは勿論、感度、ルアーウエイトキャパまで抜群です。
最後はT1100Gソリッドの搭載を待つのみ!
サンプル製作時にはまだ無かったのです。
最終サンプル
遂に来ました!
M40Xを厚巻きにしたブランクにT1100Gソリッドを搭載!
キンキンの反響感度にしっかりとしたパワー
ロッドだけで触っただけでテンション上がります!
ボートアジングで3gは勿論、5gのジグヘッド単体も20mの深さでもクイックにアクション可能!
7gや10gのメタルジグも胴に載せてしっかりアクション出来ます。
重いルアーもしっかり扱えますが軽量ジグヘッド0.2gも潮流・操作感を感じ、しっかりアタリを感じ掛けていける!
最高の一本が仕上がりました!
10周年を記念する気合の入ったロッドです!
ぜひご期待ください!
③完成!
[ ガイド ]
チタンフレーム(ダークグレー)トルザイトリングガイド使用
[ ブランク ]
東レ(株) 最先端高弾性 40t 炭素繊維素材「トレカ ®M40X」をチューブラー部分フルレングス、ベース素材に使用。
ソリッド部分以外4軸シートを使用。
オリムピック社のハイテーパーブランクスルー技術を採用。
バットパワーを落とさずに軽量化が可能となり、さらにグリップエンドまで突き抜ける反響感度を実現!
[ ソリッド ]
トレカ ®T-1100GソリッドHS+(33tカーボン)
※オリムピック社オリジナルカーボンソリッド
[ リールシート ]
オリムピック社オリジナルカーボンリールシート『OP-01』を[アーバーレス]にて採用
人間工学に基づき握り易いデザインで非常に高い反響感度を実現!
従来のロングロッドとは違う反響感度をダイレクトに感じて頂けます。
[ エンドマーク ]
オリジナルアルミプレート
[ 名前の由来 ]
今までのロッドを超える反響感度、ルアー操作感、驚きを隠さずにはいられない。
GIFTED…天賦の才、ClearBlueが培ってきたロッド制作の初期からこれまでを凝縮して備え、進化し続ける技術と共にお届けします。