皆さんこんにちは!! ファンキーベイト野郎こと岡田秀星です!
ついに発表されました!クリアブルー製ベイトフィネスアジング用ロッド、クリスター55BFマスター!
いやぁ嬉しい!嬉しさ余って本岡代表のお手伝いという建前でストアイベントにお邪魔してBFマスターを大いに語ってきました!
お客様から直接「これが欲しかった!」「これ凄いね!!」という声を聞けて感無量です!
やっぱり皆ベイトタックルでアジングがしたかったんやなぁ~~仲間がいっぱい!
さてさて、そんな期待値MAXなベイトフィネスアジングロッド、クリスター55BFマスターを語る!
…のは、是非お近くのストアイベントに足を運んで頂いた時にして、このコラムでは、前々回のコラムで予告していた、ベイトフィネスの最大の利点フォールについて深堀して語っていこうと思います。
さて、前々回ベイトアジングを始めたい②28㎜スプールの革命では同じベイトフィネスカテゴリーのリールでも、32㎜スプールと28㎜スプールの比較の視点から28㎜スプールがフォールに適しているというお話をしました。
ベイトリールは前回ベイトリールの各部解説の中で触れたように、スプールが回って糸が出る機構です。つまり糸が出ている間はスプールが回って糸が出なくなればスプールは止まります。
スピニングリールの場合スプールから離れた糸が完全にフリーになって放出されますが、フェザリングしても、スプールの直径分の糸は制御を離れた状態になってしまいます。
その制御を離れた糸が糸ふけとなってしまうのですが、その糸ふけを見ながらアタリを取るという落とし込みやテンカラ釣りのようなテクニックを使う方もいらっしゃるようですが、夜の常夜灯でやるにはなかなかな上級テクニックですよね!
糸ふけが出てしまうと折角フォールの途中でアタリがあったとしても手元まで振動が伝わらず気が付かない。気が付いたとしても上手くフッキングに持ち込めずチャンスを逃がすという事になってしまう可能性があります。
しかし、ベイトリールの機構であれば、クラッチを切ったフリーフォール中でも常にスプールとラインのテンションが掛かった状態なので、アタリを拾い易くなるのです。
また、アタリがあった瞬間にスプールを指で押さえてそのままフッキングに持ち込めます。
スピニングの完全フリーフォールに比べて、多少手前に引っ張られて探れる範囲が狭まりますが、アタリを感じてフッキングできる範囲は広いと考える事ができると思います。
ベールを戻して、テンションフォールをすれば当然アタリを取る事はできますが、その分探れる範囲は狭まります。
以上がベイトタックルがフォールに強いと言われる所以です。
前々回の繰り返しになってしまいますが、ストレス無く軽量リグをフォールさせる事が出来る28㎜スプール搭載機がベイトフィネスアジングに適したリールと言えるのです。
しかし、海は風があります。風に煽られるとどうしても糸ふけはでてしまいます。そこで、ある程度のハンドル1回転あたりの糸の巻取り量が確保出来るハイギアモデルを俺はおススメします。アルファスAIRTWはギア比8.6の巻取り長75㎝なので、ベイトアジングに使用するには丁度いいのです!
また、ベイトタックルはリールがロッドの上側についている関係上、ガイドもロッドの上部に取り付けられています。
しかし、このガイド設定だと細糸、軽量リグを扱うとテンションが抜けた際、ブランクにラインが張り付いてしまい、フォールの邪魔になってしまいます。特に長時間釣りをしてラインが水を吸った状態や雨や霧が出て空気中の湿度が高くなると顕著になり、トラブルの原因になってしまいます。
そこで、クリスター55BFマスターはスパイラルガイドを採用し、ブランクにラインが接触しないガイド設定にしています。
先日テストも兼ねて珍しく大雨の中釣りに行ってきましたが、雨の中でも1gの釣りが展開出来てかなり満足できました。
雨でレンズが濡れて写真はボケボケですが!(笑)
それ以外にもガイド設定に大きな特徴がありますが、それは是非店頭イベントで触って確かめてください!!(55BFmasterのガイド写真はあえてちょっとぼかしてみました(笑))
ベイトタックルを使ったアジングはまた違う世界観が広がっています。
得手不得手はありますが、アジに対するアプローチの幅は確実に広がります!
一例として、フォール主体の釣りを展開する為にジグヘッドワッキーを試してみました。
色々試していつかコラムにできればと思います!
フォールを制するモノはベイトアジングを制す!!
それではまたお会いしましょう!!