Loading

【 重さを選ぶ 】

ジグヘッドの基準について

ジグヘッドを選ばれる時、基準となる重さがあると非常に選びやすくなります。
基準の考え方なのですが、難しいことなくシンプルに考えて頂けます。
今までよく使われ釣れた重さを基準としてお考えになると良いかと思います。
これは通われる場所で結構違いが出ますので全国一律ではありません。

私は過去の全国各地の経験から0.8g~1.0gを基準に考えています。
基準はあくまで目安ですので過去の経験から初めから愛媛では1.3~1.5g、高知では0.5g~0.8gなど投げたりもします。
しかし釣れない場合は基準に立ち戻り考えています。

皆さんも過去の釣果や経験を今一度振り返り、考えられて見ると良いかも知れませんよ。

私が初めての場所で選ぶ重さはまず基準の0.8g
0.8gでアタリがあればそのままでも結構なのですがアタリが無い場合には0.5gか1.0gを選び探っていきます。
これはどちらからでも良いのですが
急激な冷え込み・雨後の濁りなど環境的変化があった時などは軽い0.5gの方から試していきます。それはゆっくりとスローに探ることが出来て環境の変化で食い渋るアジにジックリと見せる事が出来るからです。
また強風・強流の状況であれば重い1.0gを選んでジグヘッドの安定性・操作性の向上を意識します。この時1.0gでは安定しない場合にはもっと重いジグヘッドへと変えていきます。
この様に重さを変えていきアタリを探っていきます。

例❶

アタリはヒントなので当日のアジの好みに近づいてると考えてそのアタリの出方・感じ方にも注意しています。
モソっと言う様なテンション抜けの様なアタリやアタリはあるけど掛からない場合など
ジグヘッドの重さが合っていない場合も多々あります。

このような時には使っているジグヘッドがアジの活性に対して重く、吸込めない・吸いきれていないと考えて、軽いジグヘッドに交換すると明確にアタリが出てヒットした経験が多かったです。
例えば0.8gでアタった場合であれば 0.8g→0.5g に変えて同じ様に探ってみます。
それでアタリが無い場合は 0.5g→1.0g に変えて同じ様に探ります。
この様にローテーションしていきベストな反応が出るジグヘッドの重さを探しています。

例❷

潮流の変化は全国各地で様々です。その時々の潮流に合わせて重さを変えるのもジグヘッドチョイスのポイントです。
アジは落ちる物に対して非常に興味を示します。活性に応じて好みの沈下スピードがあり、それに合わせてやると食いやすくなります。

・潮流を横の動き、ジグヘッドの沈下は縦の動きとして考えて想像して見て下さい。

 

潮流が速くなるとジグヘッドは横の力を受けるので斜めに沈み、同じ距離を落ちる沈下スピードは遅くなります。同じ沈下スピードをキープするにはジグヘッドを重くする必要性があります。(逆の場合だと軽くする必要が出てきます)

重さのチョイスは飛距離を意識するよりも沈下スピードを意識して選ばれるとアジの好みに近づきチャンスが広がってくるかと思いますので参考にして見て下さい。

例❸

風が吹くと釣り難くなります。風の吹く方向で風がどの様な影響を及ぼすか知っておくと非常に楽になります。
強風時には重いジグヘッドをチョイスされる方が多いのですが風向きで随分変わってきます。

向かい風…ラインが風を受けかなり速いスピードで手前に戻ってきます。飛ばないので重いジグヘッドを使う時には意識して速いテンポで釣りをされないと根掛かりしてしまいます。
追い風…ラインが風を受け吹き上げられるので、無風時よりも沈下スピードは遅くなるので重いジグヘッドを使うと良い場合が多いです。


0.3g
超表層を意識したアジに最適。緩い潮の流れにも乗り易く漂う様にナチュラルにアジにアピール出来ます。これでしか釣れないアジが居ます。

0.5g
風・潮流が緩くゆっくり探りたい時、少し流れに乗せて漂わせて誘いたい時など、ゆっくり誘いたい時のベースの重さ。

0.8g 基準の重さ❶
緩い潮流でも潮に乗せやすく扱いやすい。
まずはこれからキャスト!!

1.0g 基準の重さ❷
ちょっと深い場所、比較的流れが有りそうな状況などは、ここから使うのがオススメ。

1.3g
風・潮流の強い時、足場が高い時などの時にベースとして使っています。

1.5g
速い潮流でも馴染み易く丁度良いフォールを演出出来る重さ。
リアクションで誘いたい時には最適です。

1.8g
荒れた状況で1.5gでは安定しない時、深い場所、リアクションで誘いたい時には最適です。

PAGE TOP