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「ライン」

こんにちは。
ClearBlue 本岡です。

今回は『ライン』について書かせて頂きます。
私がアジングで使うラインはポリエステル、PEラインの2種類の素材のラインを使っています。

【 ポリエステル 】

【 ポリエステル 】

ー メリット ー
・伸びにくい素材で伝達率がよく感度が良い
・海水より重い比重1.38~1.41で潮馴染みが良く変化を感じやすい

ー デメリット ー
・瞬発的な力が加わると切れ易い
・リーダーを結ぶ必要あり

ジグヘッド単体、ただ巻き系のハードルアーはポリエステルラインを私は使っています。

同じ銘柄のラインでも号数(太さ)の違いでかなりの違いがあります!
釣り場での環境や状況で適材適所、替スプールにて号数(太さ)を使い分けています。

替スプール

細いラインは表面積が少ないので、潮流や風の影響を受け難いので操作性は良く釣り易くなりますがデメリットも存在します。
細いラインは断面が小さいので太いラインに比べて伸び易くなります。

過去にライン以外は全て同じセッティングで比較したことがあります。
0.2号でアタリを感じるのに必死でかなりシビアな状況でしたが、0.3号に変えるとアタリが明確になり非常に簡単な状況に一変しました。

素材は同じでも僅かな太さの違いでラインの伸びが変わり感度も変わります。
あまりの違いに笑いました!

また、水深のある場所やジグヘッド1.5g以上になってくるとラインの太さによるラインの伸びの違いを感じ易くなります。
水深のある場所でエステルライン0.2号を使い、いつもの感覚でフッキングをすると水圧とラインの伸びで力の伝達が悪く、針先が貫通し難くなりバラシが増えてしまいます。
そんな状況が想定される場合には0.4号を選んで使っています。

《 私のポリエステル選択 》
1g以下、強風時         ・・・ポリエステル0.2号
1g以上、ただ巻き系のハードルアー・・・ポリエステル0.4号

【 PEライン 】

 PEライン

PEも色々な種類があります。
以前は高比重PEも試してみましたが初期性能維持が短いものしか出会っていないので現在は一般的なPEを使っています。
基本的なPEだと水に浮く比重0.97です。

ー メリット ー
・他の素材よりも細くて2倍以上の引っ張り強度
・ラインの伸びがほぼ無いのでラインが張っていれば高感度

ー デメリット ー
・比重0.97と軽いので波や風の影響を受けやすく、向かい風では特にキャストも困難な時もあり慣れが必要。
・軽いルアーだとラインが弛みやすく、弛むとアタリを感じない。
・複数本の撚糸なので耐摩耗性が低い。
・コーティングが剥げてしまうと毛羽立ち飛距離ダウン。

PEラインは特徴であるラインの弛み易さを活かしてダート系プラグ『 アジック32 』に使っています。
よりダートさせるためには💡
アクション後に素早くラインを弛ませると弛んだラインの分ダート幅が広がりますのでより簡単にダートさせやすくなります。

あとは常にテンションを掛けて使うことの多い『 アジクト シリーズ 』にも使います。
ラインテンションの掛かったただ巻きの中に、一瞬だけラインテンションを抜いて揺らぎを作るのもやり易いです。

しかし、風が強い状況では使いません。
ラインの比重が軽いので扱いにくいのもありますし、風がラインを押し、一瞬のテンション抜きが出来ずPEラインのメリットを感じられないのでエステルに変更しています。

ラインの太さや種類を選ばれる時、強さで選ばれる方が多い様に感じます。
" 細くて強いライン " 確かに魅力的です。
しかし、私は必要以上に強いラインは必要なく強さよりも " 操作性 " と " 耐久性 " を意識してます。

操作性が良ければ、根掛かりも減り、潮流の変化も感じ易くなり釣果にも恵まれます。
私は出張が多く、ラインの巻き替えを頻繁に出来ないので耐久性も大切。
意外とご存知ないのが同じエステル素材のラインでも硬さと耐久性は様々あると言うこと。

" 何 " を " どんな感じ " で使いたいのか!?

ジグヘッド単体なのか?プラグなのか?
ただ巻きなのか?ダートさせたいのか?
またルアーウエイトや水深は?

それぞれに合わせたラインチョイス。
色々と考えてラインを選ばれると今まで以上に扱い易く、変化を感じ易くなるので更に楽しくなると思います。
今一度、考えて見られるのも良いかもしれません。

ClearBlue (クリアブルー)    本岡利將

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