こんにちは。
ClearBlue本岡です。
昨年、展示即売会でお客様のご質問で非常に多かったご質問が
『 初めに揃えるなら何色が良いですか? 』
アジングを始められたと言われるお客様が多くいらっしゃいました。
確かにワームも色はかなりあるので悩みますよね。
初見でのインパクトで選ぶ!!間違いではありません。
お気に入りのカラーは使用率が上がるので当然ヒット率も上がります。
何より信じる力は大切です。
しかし可能であれば、よりヒット率を上げてたくさん釣って楽しみたいですよね♪
そこで今回は私が考える
『 初めに揃えるならワーム編 』を書かせて頂きます。
色々な考え方があるかと思いますが
長い目で考えてより楽しんで頂ける様に考えてカラーを選びます。
1色だけで楽しめるか?
私の経験上、鯵の活性が高かったり偏食している状況であれば釣る事は可能です。
しかし、一般的な状況や渋い様な状況では釣れ続く事は難しいかと思います。
イメージとしては3匹くらい釣ると反応が鈍くなり、スレてくる様な感覚です。
そうなってくると私は違うカラーに変えて鯵の反応を確認します。
カラーを変える事で釣れないかも知れませんが場が休まるので鯵の目先を変える事が出来ると考えています。
ポイントは『 潮色 』
暖かくなると海藻が溶け出してプランクトンも増加してきます。
夏は高水温で非常に濁り易い状況、冬はその逆で透明度が高くなり澄み潮になります。
潮が澄んだり濁れば海中での見え方が変わり、釣り人が陸上で見ているイメージとは大きく違ってきます。
鯵は餌を見て捕食します。
見えないと気づかない、見え過ぎると警戒して食わないのです。
イメージとしては潮色よりも若干目立つくらいの感覚が良いかと考えています。
どのくらいカラーがあると良いか?
多い方が有利ではありますが初めは3色あると良いと考えています。
その3色はそれぞれ違うカラーを選びローテーション出来る様に選びます。
【 ベースカラー 】
❶ クリアベース(澄み潮)
❷ カラーベース(濁り潮)
❸ 強発光ベース(激濁り潮)
潮の濁りが強くなるとワームが見え難くなります。
この3色のベースカラーをローテションする事で澄み潮〜激濁り潮まで対応出来るかと思います。
ラメやグローはこのベースに加わる更なるアシストの役割になります。
【 ラメカラーについて 】
ラメはアピール系ラメ、シルエット系ラメの2種類に大きく分けて考えています。
《 アピール系ラメ 》
光の反射を目的としたラメ
・ホログラムラメ
・金ラメ
・銀ラメ
銀ラメ / ホログラムラメ / 金ラメ
弱 ← アピール → 強
潮色に合わせてアピールの強弱で選ぶのをお勧めします。
《 シルエット系ラメ 》
光の反射が少なく、ワームの中での存在感・シルエットの演出が目的のラメ
・赤ラメ
・緑ラメ
・青ラメ
・紫ラメ
・黒ラメ
赤ラメ / 緑ラメ / 青ラメ / 紫ラメ / 黒ラメ
弱 ← 存在感 → 強
光の透過、グロー発光でのシルエットの演出など
アジに対しての見せ方を考えられる際は参考にしてみてください。
【 発光色 】
グローは発光することで暗闇でしっかりアピールする事が出来るのです。
現在は発光カラーも様々あり状況に応じてカラーを変える事で光によるアピール力を変えることも出来ます。
レッド / オレンジー / イエロー / グリーン / ブルー / パープル
弱い ← → 強い
発光色で鯵の反応が変わり楽しめます。
初めに選ばれるのであればまずは『グリーン』発光が良いかと思います。
ベースカラーの中で1色特殊なカラーがあります。
『 強発光ベース(激濁り潮)』
こちらはグロー剤をかなり入れて強烈発光でアピール力は抜群!
キャスト後にどこに飛んでいくのかが見えるほどです。
私が好んで使う状況
・雨上がりの激濁り
・月明かりが強く通常のグロー発光では目立たない状況
・場所を見切る際のラストキャスト
・先行者が多い時
強烈なアピールなので澄み潮ではスレるのもありますがこのカラーでしか釣れない状況もあります。
このベースカラーは投入するタイミングを選べば非常に効果的なカラーになります。
私がオススメする初めの3色!!
【港湾部オススメ】
❶ クリアベース(澄み潮)・・・マズメスター
❷ カラーベース(濁り潮)・・・アミライム
❸ 強発光ベース(激濁り潮)・・・クレイジーオレンジ
❶ クリアベース(澄み潮)・・・ギラギラゴールド
❷ カラーベース(濁り潮)・・・ゴールドキウイ
❸ 強発光ベース(激濁り潮)・・・クレイジーグロー
【外洋に面した場所、離島オススメ】
❶ クリアベース(澄み潮)・・・ケイムラホロスター
❷ カラーベース(濁り潮)・・・チャートグローホロ
❸ 強発光ベース(激濁り潮)・・・クレイジーブルー
❶ クリアベース(澄み潮)・・・スパークブルーコア
❷ カラーベース(濁り潮)・・・ホワイトキャンディ
❸ 強発光ベース(激濁り潮)・・・クレイジーグロー
まずはこのカラーから始められますとローテーション出来て季節に応じた楽しみ方が可能になるかと思います。
是非参考になさってください。