夏も過ぎ朝の空気が少し秋めいてきました9月。
夜も涼しくなり夕涼みをしながら釣りするのにも良い気候になってきました!
今週は静岡の塩澤が『 釣果アップ!細い気配りアジング 』です!!
渋いアジングを展開する事の多い私のメインフィールド、静岡県。
ごくごく普通に釣っていますが、意外と細かいことを意識しながら釣っているんです!
そんな細い釣りの「釣るための細いの気配り」を御話したいと思います。
前回の私のコラム内で(軽いウエイト)(細いライン・リーダー)を使う釣りのお話をしましたが、ソレ以上に気にしている事が!
おそらく鯵の少ない地である私のフィールド。
その「少ない鯵をいかに釣るか?」と言うのが1番考えてる事なんです。
『 魚に食べて頂く 』
魚達は自分が大きく、他より優位になる為に捕食をしています。
餌を食べる時は、なるべく簡単に体力を使わずに効率良く餌が食べれる場所にいます。
なので魚が簡単に餌と勘違いしてルアーを食べれる状況を造るのが重要です!
1 ワーム
鯵が食べている餌。その餌により近いサイズや形状のワームを選択します!
今の豆鯵シーズンならシラスなどを食べているので【 アジール 】や【 セクシービーファイン 】などの細身の小さなワームを選択します。
2 ジグヘッド
これがかなり重要で、まず『フォールスピード』です。
活性が良く、攻撃的な当たり方をする時などは、ある程度のウエイトでもアタックしてきますが、豆鯵や低活性時の鯵達は『スピード』にシビアです。
鯵達が追えないスピードは嫌がり、食べてる餌とは違うスピードでも嫌がります。
そして、『食う重さ』も重要です!
シビアになればなるほど顕著に出ます。
私の住む静岡県中部ではアルアルな事なのですが、「アタリ棚が0.2gで30秒」と。
ちょっと理解し難いかもですが、間違いなく渋い時のパターンなんです。
普通なら0.8〜1gなどを10秒そこそこをカウントすればよい棚なんですが、鯵が食った時に上部で説明したスピード+ワームとジグヘッドが口に入った瞬間に違和感を感じて嫌がります。
たった0.2gの差が釣果を左右することが大半です。
なので、なるべく軽いウエイトを棚に送り込む事が重要となってきます!
3 フック
現在、サイコロヘッドシリーズは、サイコロヘッドオリジナル・Tough・soku・Jr・Mini・Fineがあります。
全て用途によってフック形状が違っていて、今のシーズンの豆鯵を釣るにあたっての使い分けを御紹介します!
豆鯵ではメインにJr・Mini・Fineを多様します。
Fine。 フッ素加工した極細0.435mmフック。自分は15cmまでの豆鯵までは瞬発的な刺さりの良さでFineを使用してます。
Jr。 フォール時のアタリが多い時、コンパクトなのにオープンゲープなサイコロヘッドJrが大活躍!
Mini。 Jrとの使い分けでタダ巻きや線の動きに反応する時の刺さりは抜群なサイコロヘッドMini!
豆鯵の食いや方やサイズによってフックの種類を選ぶのは釣果に直接繋がります!
4 感知
これだけ繊細な釣り方をしているので、必要になってくるのは、情報をダイレクトに手元に伝えてくれるロッドです!
まず、クリスター55BFマスター。
ベイトアジングロッドで1gアンダーを投げれて確実にアタリを伝えてくれるのはこのロッドです!
とくに近距離戦では効率が良く超軽量ベイトフィネスではコレしか無いです!!
スピニングではやはり、今回発売になりましたクリスター56ファインダークロステックです!
0.5mmの30tソリッドティップを搭載し、♯1にT1100G、♯2にM40Xを搭載した『繊細な釣り』に特化したロッドです!
潮の変化を立体的に感知できる「卑怯」と言えるまでの超高感度ロッド!!
なかなか鯵と出会う事が出来ない場所だからこそ1匹の鯵をいかに気を使って考えて釣るかが釣果に直接繋がります!
皆さんも鯵に『細い気配り』をしてみて下さい!!