皆さんの所にもそろそろ春の足音が近付いてきているでしょうか?
今週は静岡のフィールドスタッフの塩澤が【春に向けてのアジング】をお届けします!
地上では目に見えて「春」の訪れを体感できるようになってきました!
しかし、実は水中はまだ冬の海だったりします。
海の季節は、地上の約1〜2ヶ月遅れてると言われていて、水温状況も地方や水深にもより色々ですが10℃周辺をうろちょろしています。
実は、この『春の前後』が1番アジングが難しいのではないかと、自分は思っています。
地上と違い、1℃の水温変化は水中だと4℃変化した事になると言われていて、やはり魚達も『急』な変化は嫌う事が多かったりします。
そんな中でも鯵が好む場所があります!
(1)深場が隣接するシャローエリア
鯵は冬眠する訳ではないので寒くても栄養補給はします!
なのでベイトなどの追込みやすいシャローには現れます。
ですが、シャローは急な水温変化が多い場所です。
なので水温の安定してるディープエリアが隣接する場所は直ぐに退避できるので鯵が纏まっていることがあります!!
(2)外海の流れが入りにくく、囲われてる場所
流れが急な場所などは水質は良いのですが、水温は低かったりします。
なので湾処や港内などの淀む場所などが水温が安定していて鯵が居付いてる事があります。
(3)漁礁・シモリ・人工的な障害物などの直接の流れを防げる場所
「隠れる場所」としても有力なポイントですが、冷たい流れを交わす場所としても有力なポイントです!
(4)温水の出るエリア
少なく希少なエリアだとは思いますが、、、
工場・ボイラー・温泉などの温排水の入るエリアはやはり可能性は高いです!
自分の住む静岡県も海の近くに温泉があるので排水や地熱の高いエリアがあったりします!
勿論、ポイントだけが重要だけでなくルアーのチョイスも重要です!!
『なるべく止める・キープする』
活性の高いシーズンとは違いチェイスして食ってくる魚は少ないかと。
なので自分はディープエリアでも普段使うウエイトより−0.2g軽くして使い、見せる間を多くしています!
ウエイトが軽くなってもサイコロヘッドシリーズなら面が水流を受けてくれてタナもキープしやすく、面が有事で軽くなってもジグヘッドの存在感をシッカリ感知できます!!
使うワームも面のあるハンドポワードのワームを使う事が多いです!
セクシービー・セクシービースーパーソフトは背中面が平らなので、上に上がりにくくタナキープがとても便利です!
そして、2022年の新製品となりますカーリーモンスターはタナのキープは勿論、長いテールが水を噛みスーパースローに誘い出すことが出来るようになりました!!
この厳しいシーズンの釣り方さえ覚えてしまえば春が明けてからの豆鯵シーズンは更にレベルアップできて釣れるようになりますよ〜!!