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異常!?今年はヤバい豆アジ事情

春、最前線!
河津桜が満開になり徐々に春本番に近付いてきている静岡から今回は『 異常!?今年はヤバい豆アジ事情 』をお話ししたいと思います。

年々『 猛暑 』『 大寒波 』『 〜年に1度の… 』と言う異常気象などの温暖化の影響があちらこちらで叫ばれています。

この温暖化は水中でも様々な変化をもたらしています。
海流や水量、海水温…

♯1 通年パターン。

地方によって通年のパターンは様々ありますが、私の住む静岡では、本来なら4月頃から10cm以下の極豆アジシーズンとなり、9月頃には15cmの中アジ( 勝手に名付けてますw )
そこから年末に向けて20cmほどになるのが通年パターンでした。

♯2 何が変わった?

ハッキリ変わったと思うのは『 産卵シーズン 』だと思います。
今までは梅雨の前後組と年末・年始辺りに産卵する個体が多かったのが通年でしたが、ココ数年で極端に変わって『 ハッキリした産卵時期が無くなった 』様に感じます。
勿論、○月〜○月にキッチリ産卵が開始・終了する事はありませんが、最近感じるのは『 通年、産卵できる個体は産卵している 』と感じています。

♯3 水温。

産卵のキーマンになってくるのが『 水温 』と言われていて、15〜26℃( 盛期は16〜17℃ )と水産研究所の資料などにも掲載されています。
しかし、ここ数年で15℃を下回る海水温の日が少なく( 2024年に入り16℃を下回った日はまだありません )極端に言ってしまえば常時産卵シーズンの状態になってます。
少し大きめの産卵に関わる個体等を捌いているとかなりの割合で白子・卵が入っている個体を目にします。

♯4 今年はヤバい豆アジ事情。

さて、本題です。
上記の内容で行くと『 通年、豆アジパラダイス 』では?ってなりますよね?
正直、なりつつあります。
本来、通年の豆アジシーズンから外れる年末〜現在3月頃ですが…

釣れてるんです、豆アジが!!

場所によってはサイズにバラつきはありますが10〜15cmが2月台に釣れていました。「 現在もまだ釣れています 」
去年の秋後半にも10cm以下の極豆アジを釣ったりして異変には気付いていましたが、ココまでハッキリと釣果に豆アジが入ってくると喜び半分、不安も感じます。
豆アジハンターの私としては、通年豆アジが狙える事は有り難い話なのですが(笑)

♯5 ( 通年 )必要になってしまった繊細なタックル選択。

私の住む静岡では繊細な釣り方をするので出番はかなり多めになる豆アジタックルですが…
まさか2月から出番が出るとは思いませんでした(笑)

コレは必須です。
クリスター56ファインダークロステック

軽いリグを操る!潮の微妙な変化をアングラーに伝えると言ったらコレ1択です!
そして、繊細さプラス曲って抱えていなす!

クリスター511BASK

靭やかに曲がってくれるので最初の瞬発が素速い豆アジの突っ込みを曲ってカバーしてくれる優れ者!

ジグヘッドは勿論、 サイコロヘッドFine です!
線径0.435mmにフッ素加工された豆アジの為のフックは必須!

瞬発的に掛けるなら サイコロヘッドMini
線径0.51mm。Fineの細軸が故の瞬発で針が曲って針先が上手く刺さらない時にはサイコロヘッドMiniの少し太めのフックで曲がらずシッカリ刺すのがオススメ!

ソレにセットするワームは勿論!
アジール セクシービーFine
アジールの互違いの波線状のテールでアピールし、セクシービーFineの微波動で食わせる!

そして2024年NEWアイテム☆

クノジー 1.2inch のラインスラッグを使ったフォールのリアクションで更に釣る!
今までの様にラインを弾くアクションだと魚が警戒していた事が多々有りましたが、ロッドを弾かない『 抜く 』アクションだと糸鳴りもしないので食ってくる勢いと数が全く違います!

年々温暖化の影響で本来、南でしか釣れなかった魚が北でも釣れるなんて話はよく耳にする様になりました。
本来、危惧する事で地球温暖化の話をまじまじと感じさせられています。

今回、ちょっと難しい話も交えましたが、簡単に言ってしまえば【 今年の豆アジシーズンは既に IN してます 】と☆

皆さんも2024年、豆アジング楽しんで下さい!!

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