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ベイトリールのメンテナンス術

皆さん!新年あけましておめでとうございます!ファンキーベイト野郎こと秀星です。

旧年は、クリスター55BFmasterも発売され、ベイトアジングに革命が2度目の革命が起こりました。2022年もベイトで鯵が釣りたいという思いを更にカタチにして本岡代表やクリアブルーの皆さんと盛り上げていきます!

2021年の12月に初の主催ミニイベント、BFmaster会を開催いたしました。
第1回BFmaster会

元々BFmasterの試投やご購入いただいた方とキャスティングの話なんかが出来たらいいな~と思って企画したのですが、まさかのイベント当時大寒波となり、急遽座談会的イベントを行いました。

第一部は、一般参加者で登録があった、とあるリールチューンメーカーさんのモニターさんに急遽ご協力いただいて、リールメンテナンスセミナー。
第二部はこれまた一般参加者枠件お友達枠で参加予定だったこれまたとあるソルトベイトフィネスロッドも出されてるメーカーのテスターさんと俺とのソルトベイトフィネスロッド座談会。
第三部は思たより風も雪もなかったので、ロッド試投会の三部構成!

第一部は、YouTube LIVEは恥ずかしいからだめ~との事だったので、配信していませんが、第二部の座談会は俺のYoutubeチャンネルで配信してます!結構、濃ゆ~~い話もしていますので、ちょっと長めですが、もしよかったら何かの作業のついでに見てみてください!

第三部の試投も皆さんオリジナルロッドや、色々なメーカーさんが出されているソルトベイトフィネスロッドをお持ち頂いて皆でワイワイ試投して盛り上がりました!
BFmaster会 ロッド試投会

早速第二回も予定しておりますので、広島近隣にお住まいの方は是非遊びにきてください!
BF-Master会 第2回実釣会

さて、大変盛り上がったBFmaster会ですが、動画配信出来なかった第一部のリールメンテナンスセミナーの内容、海でベイトリールを使うにあたって押さえておきたいポイントを今回のコラムでご紹介させていただきます!
リールメンテナンス
月下美人AIRTW左 展開図 ㈱スポーツライフプラネッツHPより

①海で使ったらすぐ水洗い。
実は夏頃に自分のYoutubeチャンネルに、電動の噴霧器の紹介動画を上げました。長く使うための大事なポイントです。使ったらすぐ水洗い!俺は車移動がメインなので、2Lのペットボトルにすぐリールが洗えるように水を常備しています。
潮が乾いてしまうまえに塩水を落としてしまいましょう!特に夏場は効果てきめんです!

②家に帰ったらまた水洗い。
 お家に帰ったら、サイドカバーを開けてスプールとサイドカバー裏のベアリング(展開図19)、スプールのベアリング(展開図31)に流水で水をあてて、しっかりと潮を落とします。
流水で水をあてます

その後、ボディを傾けてピニオン側(展開図58)もしっかり水を当てて流します。
一通りリール内部が洗い終わったらウォームシャフト、TWS、レベルワインダーの部分(展開図79、71)も洗い流します。ここのウォームシャフト部分に一番潮が残りやすいそうです。むき出しの部品なので、確かに!
リール洗いにお湯は厳禁です

リールを洗う時、お湯は厳禁です!!グリスやベアリングのオイルが流れ落ちてしまいます。
洗い終わったら、水をしっかりきります。

ある程度乾いたらベアリングに注油をしていきます。
 まずは、スプールベアリング(展開図32)に注油します。スプールベアリングはベイトフィネス用の専用品が色々なメーカーから発売されています。色々試していますが、まぁそこまで体感に違いは感じません(笑)今使用しているのはIOSの007です。
それを一滴ベアリングの溝に指して、指で回して馴染ませ、周りに付着したオイルを綿棒で取り除きます。オイルを沢山指しても抵抗になるだけなので一滴だけでOKです!
スプールベアリングに注油

同じようにサイドカップのベアリング(展開図19)にも注油します。
サイドカップのベアリングにも注油
この2つでスプールを保持しているので、ベイトフィネス用の専用品を使いましょう。ただ、ベイトフィネス専用品は回転のスムーズさを優先させるために、余計な防錆材などを入れていないので、海水非対応と表記されている事が多いので、日ごろからマメにメンテナンスしてやる必要があります。

スプール回りが終わったら、メカニカルブレーキのキャップの奥にあるピニオンシャフト(展開図64)にもオイルを1滴さしたら綿棒なので伸ばします。メカニカルブレーキの裏側(展開図67)、ピニオンシャフトが当たる部分にも一滴さして綿棒で拭き取ります。油分を全部拭き取ってしまわないように注意してください。
ゼロアジャスター(メカニカルブレーキ)のキャップが付く所の奥にもベアリングがあるので、注油します。
ゼロアジャスター(メカニカルブレーキ)のキャップが付く所の奥にもベアリング(展開図60)があるので、注油します。ここは海水が入りやすいポイントなので、スプールで使用したベイトフィネス専用オイルでは無く、別の粘度が高いモノを使用すると良いでしょう。俺はIOSの02を使用しています。これも各社からリールメンテナンス用オイルとして発売されています。

ウォームシャフトにちょっと多めにリールメンテナンス用オイル刺して、ウォームシャフトの横側にあるベアリングに一滴ずつベアリングを注油して軽くハンドルを回して馴染ませます。最後に綿棒で余計なオイルをふき取って完了です。
ハンドルの奥、スタードラグの奥にベアリングが有るので、一滴指して、ハンドルベアリングに注油

最後にハンドルの奥、スタードラグの奥にベアリングが有るので、一滴指して、ハンドルベアリングに注油して各部の注油は完了です。

スプール、ゼロアジャスター・メカニカルブレーキを外した状態でそのまま1日2日程度乾燥させます。この乾燥させる期間は長く取れるならしっかり取ってOKです。しっかり乾燥させる事が大切です!

乾燥させたら、スプール、ゼロアジャスター・メカニカルブレーキを組み上げて完成です。

如何だったでしょうか?ベイトリールはスプールが回転して糸を放出する機構なので、海水が飛び散りやすい構造です。日頃のメンテナンスがリールを長く使うコツなので、是非メンテナンスを覚えて快適なベイトアジングライフをお楽しみください!

クリアブルー岡田秀星

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