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クリアブルーベイトロッド全解説!

皆さん、どうもこんにちは!
クリアブルー、ベイトアドバイザーの秀星です!

さて、皆さんご存じの通り今年の9月に「クリスター68BFラプチャー」が発売予定です。
ラプチャーが発売されると、クリアブルーが世に送り出したベイトロッドは2021年発売の「クリスター55BFmaster」から数えて5本目!振り返ると増えましたねぇ~!!

「5本もあったら迷うよ!どれも凄良くロッドなのは分かるけど迷っちゃう!」という声にお応えして、今回は完全に俺の独断と偏見でこの5本にどんな特徴があるのか、どんなロッドなのかを一本一本解説します!書き出しを書いている今の段階では、正直どんなコラムになるのか、想像がつきません!是非最後までお付き合いください!

・Length :5ft5inch
・Section:2pc
・Weight:70g
・Close:85.5cm
・Tip type:solid
・Top Dia:0.6mm
・Lure:0.5g~3.0g

恐らく誰よりも何よりも愛している一本!原点にして頂点!ベイトアジングといえば!クリスター55BFmaster

潮感度 言わずもがな、当時の最高感度を追い求めた贅沢仕様で、M40XとT1100Gを贅沢に使用してタックルとしては、極軽量リグや反響感度を出すことを得意としていないベイトタックルでアジングを成立させるための感度を追求しています。0.6gで潮流の変化を感じられる!と当時では感動したものです。

魚信感度 アジは抜けアタリ、「コンッ」とくるような明確なアタリなどなど、沢山のアタリの出方がありますよね。その様々なアタリを的確に手元に伝える性能がアジングロッドには求められます。潮感度と同じように、masterは当時の最高素材と製法によりベイトロッドだけれどもスピニングと同等の魚信感度を実現しています。

ルアー操作 5,5ftの丁度いい長さも相まって、抜群に操作がしやすく仕上がっています。シェイクや止め、ラインメンディング、過不足なくこなせる丁度いい長さ!足場のそれほど高くない漁港でこそ真価を発揮します。

キャスタビリティ 55BFmasterを作る時に俺が一番拘った部分。ベイトロッドでアンダー1gを投げる為にはどうすれば良いのか?を突き詰めた結果、良く曲がり。良く止まる。というロッドの基本を突き詰めることが最善だとなりました。5,5ftという長さで、感度を出しつつしっかり曲げるなお且つ投げ終わったらティップが暴れないギリギリのラインを見事についています。良く曲がって短いので、ある程度、1,5g程度あればフリップキャストなどのテクニカルキャストも無難に対応してくれます。

汎用性 一見した細さからは想像できないほど不意な大物がきても粘ってくれるパワーがあり、どこにでも持っていけます。ただし、ルアー上限が3gまで、5,5ftの長さという事もあり足場の高い所や離島にはあまり持っていこうとはなり難いのが正直なところです。masterしかない時は当然master一本で全てに行っていましたが、流石に他の選択肢があれば選ばない時もあります。小型の漁港、狭い船内など55BFmasterの長さが活かせるところなら今でも最高の一本です!

・Length :6ft3inch
・Section:2pc
・Weight:69g
・Close:98cm
・Tip type:Tubular
・Top Dia:1.0mm
・Lure:0.5g~10g

ソルトベイトロッドの決定版!汎用性の鬼!何でもできる感度番長

潮感度 ティップ部分はあえて4軸カーボンを巻かない事によりブランクの硬さをコントロールし、チューブラとは思えない潮感度を実現!1gでも潮のもたれる間隔をチューブラロッドで体感できます!ただ、ソリッドティップのBFmasterと比べてしまうと勿論勝るということはないので、30ポイント!

魚信感度 反響感度の鬼!食い上げや、抜けのアタリも正直コンッと反響を感じるほどに反響感度の鬼!マジでビビる。チューブラティップ、ハイテーパーブランクスルーなど反響感度を極限まで高める技術のオンパレード!1gでティップの重さでなく、反響感度としてボトム着底を感じることのできるロッドはBFpremierだけ!感動するよ!

ルアー操作 チューブラロッドなので、ティップがもたれずボトムのリグを確実の自分のイメージ道理に操作可能!アジクト43やB-SONA、各種メバルプラグも自分の意のままに操れる操作感!釣れたではなく釣った!を体感可能!
キャスタビリティ ルアーweight10gまでは伊達じゃない!いわゆるライトゲームで使う多くのリグは全て投げられる!どれだけド遠投してもティップが確実に収束してくれるからロングキャストが超気持ち良い!秘密は凄く苦労して作ってくれたベリー部分。ロッドの先から先まで気持ちよくキャストする為の技術がてんこ盛り!

汎用性 メバル、シーバス、カサゴ、アジ、何が釣れるか分からない場所に1本しか持っていけないと言われたら間違いなく持っていく一本!惜しむらくは、汎用性が高すぎてリールが追い付かない(笑)流石にアンダー1gと10gを快適に使い分けようと思ったらリール2台か変えスプールがあった方が良いかな!

・Length :5ft7inch
・Section:2pc
・Weight:65g
・Close:87cm
・Tip type:solid
・Top Dia:0.7mm
・Lure:0.5g~3.0g

誰でも気軽にベイトアジングの奥深い世界を楽しんでもらいたい!クリアブルー初のエントリーモデル。

潮感度 ベイトタックルで1gを投げるだけならトラウトロッドに最新のリールを使えば簡単に達成できます。しかし、潮を感じ、鯵を狙うのであれば潮感度に妥協はできません!高コスパの中でも妥協なし!

魚信感度 5,7ftという取り回しの良いレングスにコスト度外視でショートスパイラルガイドを採用!エントリーモデルとは思えない11個ものガイドを取り付けることで魚信感度も妥協なし!まぁ…ほかのスピニングANYと比べてちょっとお高くなっちゃったけど!しょうがない!ここは妥協できない!!

ルアー操作 アクティブベイトフィネスの二つ名に偽りなし、55BFmaster、511BFfinderと比べても張りのあるティップ、ブランクを採用し、5,7ftの丁度操作がしやすい長さのロッドはよりアクティブにリグを操作可能。実はここがハイエンドクリスターをBFANYが凌ぐおすすめポイント!

キャスタビリティ 5,7ftのブランクで実はグリップからグリップエンドは他のクリスターベイトシリーズに比べて短く、完全にシングルハンドキャスト仕様にセッティング。張りのあるブランクを限界まで有効レングスを拡げるための工夫です。有効レングスが長い方がハリのあるロッドもキャストの時にしっかり曲げられる!ただ、やっぱりちょっと硬いかな(笑)

汎用性 エントリーモデルだからこそ1本でベイトアジングを楽しめるように様々な調整を行いました。ガイドの数、5,7ftの中で有効レングスの延長。結果BFmasterと同じく0.5g~3gまでのアジングをするにあたってのスイートポイントを網羅した高い汎用性を手に入れた!

・Length :5ft11inch
・Section:2pc
・Weight:57g
・Close:92.5cm
・Tip type:solid
・Top Dia:0.5mm
・Lure:0.1g~1.0g

クリアブルーの名竿の名を冠した特別なベイトロッド。俺は、ベイトタックルの限界が知りたい・・・!ベイトロッドの常識も概念も覆した尖りまくったまさに専用機!

潮感度 BFmasterで0.6gの潮感度が抜群!と思っていたさらにその先を教えてくれたマジで専用機ならではのチューニング、流れなんてなさそうな奥まった漁港にも実は、潮流ってあるのだよ!という事を教えてくれた。小場所で鯵を探す。BFfinderを手にするとさらに一段上の楽しさが感じられます。

魚信感度 T1100g M40Xの最高素材に加えて、富士工業の技徳TCP-FBCSKのカーボンリールシートを採用することで柔らかいブランクとは思えないほどの最高の魚信感度を実現。0.2gで食い上げのアタリが分かるのはマジで意味が分かんない!ちょう気持ち良い!楽しい!

ルアー操作 5,11ftのレングスはちょっと長いかな?と思ったけれども技徳の持ちやすさとロッド全体のバランスの良さで超気持ちよくリグの操作が可能!何よりもアンダー1gの存在感をビシビシ伝えてくれるティップがとても良い仕事をしてくれるので、極軽量リグを海中で見失わない!!

キャスタビリティ 正直に言おう。Lureweight0.1なんて投げられるの?と思われるかもしれませんが、針にワームを付けるだけで投げられます。Lureweight 0gの時代。BFmasterでも投げ方のよっては可能だったノーシンカーが割と快適に実戦で使えるレベルで投げられる。もしかしたら、硬いエステルでラインの放出抵抗があるスピニングより飛ぶかも?それでいて上限weight1gならビックリするくらいの飛距離が出る。これだけ柔らかいブランクにも関わらず、良く曲がり良く止まるクリアブルーのベイトロッドの神髄を感じられる。

汎用性 このロッドに汎用性は求めてない!俺は!限界が知りたい!!!ただ、凄く渋い場面や食いが浅い場面で、finderシリーズじゃないと釣れない魚って恐らくいる!

・Length :6ft8inch
・Section:2pc
・Weight:74g
・Close:104.5cm
・Tip type:solid
・Top Dia:0.6mm
・Lure:0.3g~5.0g
・Line:0.8lb〜2.0lb

大は小を兼ねる。時代が全てかみ合った運命の子。使えばわかる高い汎用性。ノンストレスで軽量リグをぶっ飛ばす!

潮感度 長いロッドと短いロッド、単純に考えて短いロッドの方が感度良いって思うよね?おかしい68の長さでこれほど潮を感じるとは…0.8gからのリグの存在感が圧倒的。これが、細いブランクとT-1100gソリッドティップのなせる業か…軽量リグから5gまで全ての領域で超高水準の潮感度。

魚信感度 最近もっぱらラプチャーはパラソルシンカーでスプリットショットリグを仕様していますが、スプリットとは思えない感度を手元までしっかり伝えてくれる。ジグヘッドと竿の間にシンカーが挟まっているとは思えない。

ルアー操作 6,8ftという長さがあるので、小技を利かせるロッドではありませんが、ロッド全体のバランスの良さからシェイクからの止めなどストレスフリーでリグの操作が可能。長さを活かしたラインメンディングや足場の高い釣り座では他のロッドを圧倒する便利さ!

キャスタビリティ ベイトロッドで軽量リグを快適に投げるには、6ft後半の長さ、長い方が良いという事実はBFmasterを作る時から十分理解していた点。しかし当時では6ft後半の長さで、クリアブルーのベイトロッドと自信をもって発売できる感度に到達できなかった。時代と技術が進みようやくキャスタビリティと感度を完全に両立できるロッドが出来上がり!1gがマジでビックリするくらい飛んでいく。

汎用性 アンダー1gのジグ単も、5gのスプリットも、プラグを使えばショートバイトも弾かず柔軟なソリッドティップで絡めとる。足場が高い所や初めての場所でも十二分に対応できる汎用性!もうこれで良いやない?と思わず思ってしまう極上の使用感。
※ちなみに、上の電線だけちょっと気になっちゃうね!

最後に
潮感度・魚信感度のバランスが高い55BFmaster511BFfinder
キャスタビリティと汎用性が高水準68BFrapture
魚信感度特化の反響感度番長63BFpremier
操作性と汎用性のエントリーモデル代表:57BFany

いかがでしたか?現行クリアブルーから発売されているベイトロッド5本を完全に主観でまとめてみました!!まとめの時点で4000文字を超える大作ですが、最後まで読んでいただけましたか?(笑)
どのロッドも個性があり、クリアブルーのアジングの世界観を表現してくれるspecialなロッドです!
是非皆さんの参考にしていただけたら嬉しいです!

それではまた!!

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