皆さんどうもこんにちは！

ClearBlueベイトインストラクターの秀星です。

さて、２０２４年９月発売のクリスター511BFfinder！多くの皆さんに注目していただいている一本！
早速ストアイベントで沢山のご予約をいただいています！感謝感謝です！

しかし！！クリスター511BFfinder、前代未聞の１ｇMAXのベイトロッドだけあって、皆さん気になる所がありますよね…？

そう！ラインです！
イベントでもどんなラインを使うのが良いのかお問合せをいただいています。

そこで、今回は私がクリスター511BFfinderで色々試した結果行きついたラインセッティングの話を語りたい。
まずもって、今までベイトアジングで最適としていたラインはPEラインです。トラブルも少ないし、仮にトラブルが発生しても復旧しやすい、ライン自体が軽いのでレスポンスが軽い軽量スプールの動きを邪魔しないと良いとこ尽くめです。
唯一の弱点は、比重が軽い為アンダー1gの極軽量リグを使う際、上手く沈める事が難しいことと、風に煽られるので、風が強いタイミングでは操作感が損なわれる事です。
そのデメリットを打ち消す為に、比重の重いフロロラインを5m以上のロングリーダーにして運用する方法を推奨してきました。
クリスター511BFfinderでロングリーダーシステムを使用しても問題なかったですし、そのままで良いかなとは思っていたのですが、PEライン0.4号でもパワーが有りすぎて操作感に違和感を覚えてしまう…それがクリスター511BFfinder。

①極軽量リグを使うときのラインの種類の考察

※スマホ縦画面では横スクロールしてご覧いただけます。

この表は俺の独断と偏見で作成しました。感覚的な表なので、普段使っているラインによって好みがあると思いますし、各メーカーさん事のコーティングや製法で多少変化があろうとは思います。

こうして表にしてみるとエステルがアジングで使われ続ける理由がわかりますね。使い比べてみるとエステル凄い優秀！

しかし、アジングで広く使われているエステルラインですが、ベイトで使うとなると中々中々癖が強い！
しかし、極軽量リグ専門でアジングをする以上エステルからは逃れない定め。

②エステルをベイトで使う時の注意点

エステルラインの特徴は何といっても「硬い」に尽きると思います。
スピニングで使用していてもラインの硬さゆえにスプール馴染みが悪く、キャスト時のトラブルはつきものです。

それをさらに小径のベイトのスプールに使うとなるとそれなりに気を使います。
スプールが過回転するとバックラッシュしてしまうので、心構えとしてブレーキはいつもより安全マージンを取って運用しましょう！
また、太めのでしなやかなラインを選ぶのがおすすめです。
一般的に無色のエステルより色の入ったエステルの方が不純物が入るので、しなやかになる傾向があります。

使用してみて具合が良かったのは、ダイワの白（ハク）とサンラインの鯵の糸ワンモア
の0.5号。0.4号より細い糸は今後使ってみようと思いますが、この2つはしなやかなので、トラブルが少なく使いやすかったです。
スプールにパンパンに巻く必要は全くないので、30ｍ程度巻きましょう。そしてバックラッシュしてラインが使えなくなってしまっても良いように、ボビンごと釣り場に持っていく事を強くお勧めします！！

③スプールにエステルラインを巻くコツ

エステルラインの特性上、小径のスプールに巻き付けて締め込むのがかなり大変です。力加減を間違えるとすぐ切れてしまいます。
そこで、スプールにPEラインを5m程度予め巻いておきます。
PEラインとエステルラインをトリプルエイトノット等で結束します。
そこからエステルラインを30m巻いて、リーダーにフロロリーダーを20cm程度付ければ完成です。

スプール→PE(5m)→エステル（30m）→フロロ（20cm）
ラインの構成としてはこうなります。
一々現場でスプールを開けるとスプールを落とすリスクもあるので、ラインを即座に巻き替えて釣りに戻るというのも含めてかなりおススメです。

最後に

エステルって正直苦手だったんですよねぇ～
ちょっと力入れたらプチプチ切れちゃうし、良いのは分かるけどPE＋ロングリーダーで困らないし、と思っていたのですが、クリスター511BFfinderをテストする中でやっぱエステル必要だわ(笑)と意識変化が起こりました！
エステルに慣れる為にスピニングも使ったし、クリスター55BFmasterにエステル入れて使ったりと色々試しました！
やっぱり新しい事を試す時が一番楽しいね！！

ラインに関しては終わりがないので、またいつか語る時もあると思います！だからタイトルに①って入れました！それでは皆さんまたいつかのライン考察でお会いしましょう！