皆さんこんにちは!クリアブルーベイトインストラクターの秀星です!!
もうクリアブルーチャンネルの動画は見ていただけましたか!?
本岡代表と一緒にクリスター63BFプレミアについて語りまくってるこの動画です!
https://www.youtube.com/watch?v=y-fH9gSfaDI
今回は改めて、クリスター63BFプレミアをテストした目線で開発の裏話なんかを語っていこうと思います!是非最後までお付き合いくださいね!!
開発スタートの裏話
まずざっとスペックのご紹介!
動画内でも語っていますが、プレミアは元々クリスター61T-ACTのベイト版という構想からスタートしました。
プレミアとアクトのスペックをちょっと比較してみましょう!
こうして比べてみると、チューブラティップの先が1mmだったり、両機種ともハイテーパーブランクスルー搭載だったり、大事な部分は良く似ているのがお分かりいただけるのではないでしょうか!
また、ガイド部分が8個から12個に増えています。
これはクリスター55BFmasterから搭載されているベイトアジングロッド用ショートスパイラルガイドを搭載する為に増やしました。
ただ、ガイドを増やすとその分ブランクは固くなってしまい、しなやかさを失ってしまいます。
さらに、61というレングスではベイトで遠投する時に大切なグリップエンドの長さがちょっと足らない・・・
そこで投げる時にはしっかり握れて、ルアー操作を邪魔しない最適なグリップエンドを求めて2インチ伸ばしました!2インチはセンチに直すと約5㎝、たった5㎝の違いですが、使い勝手はかなり変わってきます。
ガイドを増やす事で硬くなったブランクをしなやかに、グリップエンドの延長と進めていくと61T-ACTとは全く別の専用設計が必要になりました。
これは本岡代表に聞いた話ですが、M40Xという強い素材とはいえ、高弾性のカーボンをしなやかにするというのはかなり大変だったようで、オリムピックの担当者さんが試行錯誤して最高のブランクを作ってくれたと聞きました!
ブランクはしなやかになったのに、使用ルアーウエイトはクリスター61T-ACTが5gでクリスター63BFpremierが10gと増えているのはベイトとスピニングの違いですね!
そこにショートスパイラルのガイドの位置を本岡代表が詰めて完成したのが、クリスター63BFpremierなのです。
実際に手に取った始めの感想は軽!ヤバ!!と語彙力が完全に消えてしまいました(笑)
極限まで反響感度を求めたロッドなので、グリップ部分はアーバーレスという凄い技術が投入されています。
と、このアーバーレスと言われてもロッドビルドでもしてないとピンと来ない方もいらっしゃると思うので解説しましょう!
ご自分のロッドを見て貰うと、細いブランクに太いグリップが装着されているのがお分かりになると思います。その細いブランクに太いグリップを付ける為の嵩増し素材がアーバーです。
ハイテーパーブランクスルーを搭載する事でブランクの外径とグリップの内径が近くなり、結果的にアーバーを減らす事ができていたのですが、今回のクリスター63BFプレミアはアーバーレスとなっております!勿論接着剤は使ってますけどね。
アーバーが無くなる事で、余計なパーツが無くなり、軽量化、感度の向上と良い事尽くめです!
クリスター63BFプレミアは、M40Xという最高の素材を先端径1mm、ハイテーパーブランクスルー、しなやかなブランクという最高の技術で練り上げた最高のソルトベイトフィネスロッドになってます!
本岡代表をもって、今までのクリアブルーロッドの中でも最強の反響感度!50m沖の水深10mのボトムマテリアルが丸わかりになるクリスター63BFプレミア!
発売は11月を予定しています。是非お近くの釣り具屋さんでクリアブルーのイベントが開催される際には、衝撃的な感度を体感してください!!