皆様こんにちは！フィールドスタッフの三浦です。
いよいよ本格的な冬がやってまいりました。大雪の年になるのか、はたまた小雪の年になるのか・・・。年々雪片付けの度に体力の衰えを実感していますが、それとは裏腹に成長していく腹回り。悩ましい季節ですが、元気に暮らしてまいりたいと思います。

さて、話がかなり反れてしまいましたが(笑)
ここからはちゃんと釣りのお話。私の住む青森県では、年中釣れる「メバル」。
アジをはじめとするソルトライトルアーゲームで人気の魚がほぼ季節限定の魚なので、例年アジが難しくなる12月後半～翌春まではおかっぱりの釣り好きの皆様は「メバリング」を中心に釣りを楽しまれております。

メバル同様に人気のあるソイ系のロックフィッシュ等、アジだけじゃなく、いろんな魚をライトロッドで一年中楽しみたい！そういったライトゲーム好きにはたまらないアイテムが遂に登場しました！
それは、この良きタイミングで11月に発売された「クリスター61Tアクト」です。

クリアブルー初のチューブラーロッドで、ティップからグリップエンドまで東レ㈱の最先端高弾性40ｔ炭素繊維素材「トレカM40X」をフルで使用する事により、今までにない「反響感度」を実現。全体的に張りがありシャキッとした中でも、ティップ部分27センチに敢えて4軸シートを巻かず「張り」に変化を持たせることで、チューブラーロッドの弱点でもあった「潮流」の変化も的確に捉えられるように工夫されており、軽量のジグ単はもちろん、プラグから5ｇ程度までのメタルジグもしっかりとアクションが可能で、アタリに対し「バシッ！」と掛けて楽しむロッドに仕上がっております。この一本で色々な釣り方が出来るので、手にされた方の釣りの幅がさらに広がる事は間違いなしですよ。

特に一番驚いたのは、冬場の釣行をする際に必ずと言っていい程装備する「グローブ」
このグローブが「アタリ」に対してのクッションの役割も果たしてしまい、海中からの情報を鈍らせてしまっている現実がありました。しかし、この驚異的に高められた「反響感度」は分厚いグローブをも突き抜けしっかりと手元に伝わってくるのです。これには本当に驚きました！

クリスター61Tアクトで釣る！
水温が下がり切る厳冬期前では、水面を意識する個体もまだまだおり、活発にエサを追い求めるそういった個体には「ビーソナー40F」がオススメ。

重力がある以上どれだけ軽いリグを使っても必ず沈んでいきますので、レンジキープってちょっと苦手だよ・・・。そういう方に超オススメのルアーで、結論から言うと「沈みません」。
なので容易に表層を意識した個体に対し猛烈にアプローチ出来るのです。
使い方は簡単で、キャストして着水したらゆっくりと巻くだけ。巻く事によりリップが潮を噛み水面直下に潜りつつタイトウォブリングでアピールします。そして止めると超スローに浮く！この特徴を使い、ストップアンド・ゴーで誘いを入れるアクションや、トゥイッチを織り交ぜ、動きにメリハリをつけ捕食意識をくすぐってみるといったアクションも可能。自分で演出して魚に「食わせる」これがまた非常に楽しいのです。
タックルボックスに一つでも忍ばせておくことで困難な状況を打開できる場面もありますので、使ってみてはいかがでしょうか。

逆に水温も下がり、食い渋るボトムの個体には「ジグ単」でじっくりと。
この時期に私が使うジグヘッドは、「サイコロヘッドTough」と食い渋る状況でショートバイトなどが多発する状況下では「サイコロヘッドjr」・「サイコロヘッドSOKU」と使い分けるようにしています。
特にサイコロヘッドToughはクリアブルーのジグヘッドのラインナップの中で唯一3ｇまで準備しておりますので、遠目のポイントまたは潮の流れが速い深場などの攻略にかなり重宝するので、そのような場面で使っていただければと思います。

合わせるワームは、良いのがありすぎて全部と言いたいところですが(笑)
特にお勧め出来るのが「デカジール」

ヨコの動き、タテの動き、そしてボトムステイ。様々な状況下で効果的にアピールを演出してくれる「テール」が魚に効きます！
特にこれからの渋くなる時期の魚に効果的なのは、デカジールを2本組み合わせた「ツインリグ」。

これがまた効くんです。2本のワームになる事で、浮力も増えじっくりと魚にアピール出来る事はもちろん、2色を自在に組み合わせる事により様々なカラーで魚の反応を得られる事も可能になります。そして、特に強烈に効くのがボトムでのアクション。ロッドでポンポンと跳ねるようなアクションを入れていただくと、2本のテールがまるでダンスをしているかのような魅惑的なアクションをしてくれ、目の前にいる魚に猛アピール！これにはたまらず魚が食らいついてきます。むちゃくちゃ面白いので是非やってみてください

一匹一匹を楽しく釣る事で、魚に対して「感謝」の気持ちが芽生えます。これから抱卵個体も増えてくる季節にもなりますので、リリースする時は極力優しく海に帰してあげると供に、もしその命をいただくのであればおいしい料理へと変え魚への「感謝」の気持ちを忘れずに向き合っていただければと思います。

これからどんどん冷え込みも強くなり、さらに足元などが不安定になって行く時期がやってきます。無理をせずに細心の注意を払い釣行をされるようお願い致します。
今年も残りあと1週間弱。ケガや体調不良を招かない様に過ごしてまいりましょう。
それでは少し早いですが、皆様「よいお年を！」