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開幕!青森アジングと準備

皆様こんにちは!ClearBlueフィールドスタッフの三浦です。
ようやく待ちに待ったアジングシーズンの開幕。
更に本年は、比較的アベレージサイズも良型で、食べて良し・釣って良しのアジが楽しみを倍増させてくれる事と願っております。

アジング クリアブルー

そんな中、東北の南は山形から、もちろん私の住む青森県で、イベントにご来場のお客様、釣り場で出会う方々とお話しする機会が増えてきた中で、経験者はもちろんですが「始められたばかり」の方に出会う機会が非常に多くなってきています。
その中で、ラインやリーダー等「どんなものを使えばいいのですか?」
こういた質問が多く聞かれる事が増えてきました。
今回は、この場を借りて、参考までに私自身のアジングタックルチョイスをご紹介させていただきますので、是非目を通して下さればと思います。

まずは基本となる「ロッド」
近年のブームにより、様々なスタイルのアジングロッドが発売されております。
短いものでは4フィートからありますが、私が基本としている長さは「6フィート」。
扱いやすさ、釣り場の環境等を考慮し長年基本として使ってきました。
この長さを「軸」として、それぞれの釣りスタイルや多く通われる釣り場の状況から長さを判断して頂ければと思います。
ちなみに当社ClearBlueにおいても、
新作のクリスター60フォーカス/クリスター57プラス
と大変ご好評をいただいているロッドがございます。異次元の感度となっており、手にされた皆様は口をそろえて「ヤベー」という言葉がまず発せられます。それだけこだわり抜き完成度も極限の域に達しているロッドです。自信をもってお勧めできるロッドとなっておりますので、お悩みの際は店頭にも置いていただいているお店もありますので、是非とも参考にしていただければ幸いです。

クリスター60フォーカス

クリスター57プラス

「リール」
メインとして使っている番手は1000番台のリールです。
理由としては、軽さもさることながら、スプールよりラインが放出される際にラインはスプールの径と同じ大きさの円を描きながらガイドを通過し海に放たれて行きます。
そうした時に、番手の大きいスプールだとガイドを通過する際に放出される「円」が大きいのでガイドとの摩擦により若干飛距離が落ちると感じております。気持ち程度の誤差かもしれませんが、軽量リグを飛ばすアジングではちょっとのブレーキが軽ければ軽いほど飛距離に直結してきますので、出来るだけ小型サイズのリールを使われるた方が良いと私は思っております。

「ライン」
アジングをする中でもっとも重要な役割を持つライン。
ナイロンライン、フロロカーボンライン、ポリエステルライン、PEライン。
様々な種類があって非常に悩まれてる方が最も多いアイテムの一つでもありますね。
それぞれに一長一短があり、必ずこれを使ってくださいとは断言できませんが、アジングをするうえでメリットが多い「ポリエステルライン」を私はお勧めしております。
特徴とすると、ラインの比重(比重値が高いほど水に沈みやすい)が高いので水への馴染みが良く、海中のジグヘッドから水面を経てロッドティップまでのラインを直線で保つ事が出来るので「アタリ」を感じやすく、比較的風の強い日も安定した操作をしやすい事から、軽量リグを多用するアジングにおいてメリットが多く存在するラインとなっております。

しかしながらメリットだけでは無く、多少の弱点も存在致します。それは「瞬間的」な「荷重」に対し非常にデリケートで、特に魚のアタリに強く合わせてしまったりすると簡単にプツッ!と切れてしまう事があるのです。
それを予防する為に「リーダー」を必ず付けていただくことを強くお勧めいたします。
ライン自体の「伸び」が比較的少ないポリエステルラインなので、瞬間的な「荷重」に対してのショックを吸収する役目として重要な「リーダー」の存在が非常に大きいのです。

そして、リールのドラグ調整ですが、たまに見かけるのは、十数センチ程度の魚が掛かった時、水面に上がって来ないほどのズルズル状態のまま釣りをされている方がいらっしゃいますが、これはちょっと「NG」
ドラグが緩すぎると適切なフッキングが出来ずバラシに繋がる事もあり、更に群れの中でアジを暴れさせてしまうとアジの警戒心が高まり、せっかくの群れが散ってしまう恐れも出てきます。
そともう一つ、重大なデメリットがあり、ドラグが出る事によってライン自体に「ヨレ」が生じる事になります。これが致命的なラインへの劣化に繋がるので、極力ドラグはズルズルではなく、ある程度の力で出ていく程度の設定から、現場の魚のサイズに合わせて調整されていただく事をお願い致します。

続いて「ライン」の太さですが、時期に応じて使い分けていますが、私の場合はこういう使い分けです。
春時期0.3・0.4号(良型アジ・良型メバルが混じる時期)
夏時期0.2~0.3号(豆アジ~アベレージサイズのアジ・メバル・小型青物等)
秋時期~終盤0.2~0.4号(豆アジ~良型アジ・良型メバル等)
狙う魚や使うリグによって使い分けておりますが、0.3号あたりが平均して使いやすく、強度的にも十分ですので、細いラインを使うのが不安な方は0.3号を目安としていただけるといいのかと考えております。

アジング ライン

「リーダー」
いわゆるショックリーダー。
PEラインやポリエステルラインに必須のアイテムです。
素材はフロロカーボンが一般的で、アジングでは0.6号~1.0号程度で十分ですので、平均的な0.8号をお勧めしております。このリーダーの細さのチョイスはまた次回?ちょっと小話がありますので取っておく事にしますが(笑)
リーダーは魚に対し直接接触する機会の多い部位なので、特にジグヘッドの直結部分は「歯」で傷つきやすく、丸飲みされた時は面倒でも指で触ってザラザラしていないかの確認をしていただくと、不要なライングレイクが減っていきますので細かい事ですが気にしていただければと思います。

ざっとですが、私自身のご紹介をさせていただきました。少しでも皆様の参考になればと思っております。目を通してくださり誠にありがとうございます。

『私からのお願い』
※釣り人が多くなると共に、釣り場でのトラブル等が増えてまいります。最低限のマナーをしっかり守り、気持ちよく釣りが出来る環境をみんなで作ってまいりましょう。

ClearBlueフィールドスタッフ三浦

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