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春の陸奥湾で楽しむ

皆様こんにちは。クリアブルーフィールドスタッフ三浦です。

春と言えば『桜』。満足に花見も出来ないご時世になりましたが、今が頑張り時。気持ちを一つにこの苦しい世の中から一歩でも早く抜け出せる時が来るように、一人一人のご協力が必要になってきます。もうしばらく我慢し、明るい日常を取り戻せるように努力してまいりましょう。

桜

長く続く冬がやっと終わり、真っ白だった世界から次々と『色』が生み出されていく春。とてもワクワクします。それと同時に釣りにおいても対象になる魚の種類も増え、次々と釣り人達がそれぞれのスタイルで釣りを楽しむ様になる季節でもあります。

そこで、これから始まる「アジング」、ますます熱くなる「メバリング」について、私なりの楽しみ方をご紹介して行ければと思います。

まずはじめに、『メバリング』ですが、海水温も徐々に上昇し始め、陸の浅瀬にはベイトも数多く回ってくる様になってきます。そうすると今まで海底付近で流れ着く遊泳力の弱いエサをメインで捕食をしていたメバル達が、上を意識し始めると共に栄養満点なベイトを捕食するように変わっていきます。こうなってくると、『動くもの』に今まで以上に反応が良くなってくるので、ジグ単はもちろんの事ハードルアーでも手軽に狙える様になります。

クリアブルーには、ハードルアーが各種ありますが、陸奥湾のメバル攻略には「アジクト」・「ビーソナー」が釣りを始められた方にも簡単に扱えるのでおススメかなと私は思います。

現場で会った方とお話しする機会がありますが、ハードルアーに苦手意識を持たれている方が比較的多く、使てみたいけど中々・・・。

と言う方に少しだけご紹介させていただきます。

まずはクリアブルーの大法的な存在。「アジクトシリーズ
アジクトシリーズ

使い方は本当に簡単!キャストして魚のいるであろうレンジに沈め「ゆっくり巻く」だけ。又はハンドルゆっくりを5回転し、3秒程止める!この繰り返しをするだけで本当に釣れちゃうんです!色々と考えすぎて難しいイメージがあるハードルアーですが、こうやって手軽に釣る事が出来ると釣れた時の喜びも倍増しますよ。

ラインナップとしては、「アジクト43」・「アジクト38」・「アジクト35シャロー」があります。アジクト43は2.8g・アジクト38は2.0gの自重になっていますので、狙う場所の距離によって使い分けてみてください。

アジクト35シャローは1.2gの自重ですので、比較的近距離であったり、表層を意識している時に使われると効果的です。

この「アジクト」に関しては「ジグ単」の感覚で、今お使いになられているロッドで大体はそのまま扱える自重ですので、ジグヘッドから「付け変えるだけ」で手軽に楽しめるのもメリットです。

そして「ビーソナー
ビーソナー

こちらはフローティングタイプになっており、表層を重点的に攻めたい場合や、ゴロタ岩のシャロー地帯や堤防の足元等に使われると特徴が良く生かされます。

キャストしてただ巻きするとタイトウォブリング。場面によってはトゥイッチ等を噛ませてあげるのも効果的です。リーリングするとリップが水面を噛み30~40センチほど潜ります。そして巻きを止めると頭を上げゆっくりと浮き上がってきます。この状態にバイトする事が結構あり、海底に沈む事もないのでバイトする瞬間を間近で見る事も出来るのでとても面白いルアーになってますよ。

ビーソナー クリアブルー

どちらも非常に操作が簡単で、扱いやすいルアーですので是非とも使っていただきたいと思います。

そして『アジング』です。待ちに待ったシーズンの開幕となるわけですが、狙いやすい状況としては、水温が上がると回遊が始まり、これからのシーズンは朝夕の「マズメ」狙いが比較的アジに出会える確率が高いので、その時間帯に釣りが出来る方にはお勧めです。プランクトンパターンの様にじっとさても食ってきますが、この時期特有の「シラウオ」等のマイクロベイトに着いて回遊しているので、誘い方とすれば早めのアクションでアジに見せてあげるとこの時期には効果的かと思います。

好調なマズメ時間のアジは高活性な状態が多く、アタリがあるけど乗らない・・・等、結構悶々とする時があります。それは食い気の立つアジが我先にと競争の様に食って来る為、しっかりと口に入っていない場合がほとんど。

そんな時に、比較的個体のサイズが南の地域ほど大きくない青森県のアジには、新しくラインナップに加わった「サイコロヘッドjr」や「サイコロヘッドmini」が活躍してくれます。

「サイコロヘッドjr」は吸い込みやすい形状になっておりますが、アジが吐き出す際にオープン気味に設定したフックが口の中に引っかかりやすく、高確率でフッキングに持ち込める形状になっていますので、活性が高い時期にぜひ使っていただきたいアイテムです。

サイコロヘッドjr

口の中に確実に入っていると当たりの後に魚の重みをティップに感じますので、その時にゆっくりラインを張る程度のイメージでロッドを起こすだけでしっかりと刺さってくれますので、口が柔らかいアジは出来るだけ強いやり取りは避けるようにした方がキャッチ率が上がると思います。

特に細糸のエステルラインを使っている場合、アタリに焦って大きくロッドをあおるような合わせを入れてしまうとラインブレイク等にも繋がってきますので、ご注意いただきたいと思います。

私がよく使うワームとして、活性の高いマズメ時間はレクシーを多用致します。

ロッドアクションに対しレスポンス良く動いてピタッと止まる!アクション後の「止め」で食わせの間を作る事が出来るので、高活性なマズメ時に特徴が生かされます。

良く使うカラーは「マズメオレンジコア」

平日は仕事終わりから直行での夕マズメ釣行がメインとなるので、光量のある時間帯はクリアボディに散りばめられたラメが効果を発揮し、日が沈む頃からはヘッド部に入っているコアグローが更に効いてくるので私の中では使う頻度が非常に多いワームとなっております。

それでも、弾く場面が多発する場合は「飲ませのセッティング」へ変更します。

その時に使うワームは「セクシービー」・「アジール」を使います。どちらもアピール力もあり吸い込ませる能力が長けているので、「中々乗らない」なんて場面が多く見られる時に使用していただけるとその違いを実感していただけると思います。

昨年は数年ぶりにアジの当たり年となりましたが、今年のアジは一体どうなる事か・・・。

今シーズンもアジングを心の底から楽しんで参りたいと思います。

ここ数年、ライトゲームの人口も増えて参りましたが、その分多くトラブル等の噂を耳にすることが多くなってきました。楽しく気分良く釣りをしていただきたいので、釣り場のマナーを守る事はもちろんの事、先行者との距離感をしっかりと保ち、トラブルに繋がらないよう心がけて欲しいと思います。

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