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厳冬期メバリング

皆様こんにちは!クリアブルーフィールドスタッフの三浦です。

今期は私の暮らす青森県をはじめとした東北地方・日本海側の一部地域では、記録的な大雪に見舞われ、大雪による建物の倒壊や、事故により様々な被害がニュース等を通して毎日のように耳に入り、心苦しい日々を送っておりました。

被害に遭われました方々には、心よりお見舞い申し上げます。

さて、肝心の釣りの方ですが・・・。雪の止む合間にちょこちょこと釣行を積み重ねておりました。この時期は気温が極端に低く、日中の気温でもマイナス5℃前後の日が続く季節となります。そして、不安定な気圧と共に、上空に居座る寒気の影響で、平地でマイナス10℃前後まで気温が下がる大荒れの日が続く時もしばしば・・・。

風が穏やかで、水面に波の影響の少ない漁港構内は、この厳冬期になると水面が氷に覆われる日もあります。海面が凍るの見た事がありますか??
海面が凍る

ましてや、夜間の日の当たらない時間となると・・・(笑)住んでる本人が笑えるレベルで寒いです!!

簡単に言うと、ものの数分で手先の感覚が無くなる程に冷え込みます。

そういう状況ですので、しっかりと着こみ、特に「手」の保温は念入りに仕上げていきます(笑)

釣り防寒手袋
こんな風に・・・。

これでもかなり冷えるのですが、これを怠ると手の感覚がマヒし、キャストと同時に全てが手の中からスッポリと無くなるという状況に成り兼ねないので、特に気を使っておりました。

そこで、今回はこの厳冬期に私がどうやって釣りをしているのか?ちょっとだけ紹介したいと思います。

真冬の青森県。結束作業における数分足らずの短い時間が手に致命的なダメージを与えるメバリングの時期。
極力細かい作業回数を減らす為に、私はラインを「フロロカーボンライン」にしています。

フロロカーボンライン
PEライン・ポリエステルラインの両者とも「アタリ」に対しての「感度」の伝達能力はフロロカーボンラインより長けており、正直この部分の「感度」においては若干劣ってしまいます。

しかしながら、タイトな場所を攻める釣りなので、「根がかり」はつきもの。もう一度釣りを再開するにあたって、PEライン・ポリエステルラインはリーダーの結束作業が付属してきます。馴れるとものの数秒~数分で結束は出来るものの、氷点下を優に下回る環境の中でこの作業は物凄いストレスになります。

ズボラな私の性格上、こういった手間を少しでも省き、たとえ一分でも長く魚と向き合う時間を持ちたいがために「フロロカーボンライン」をチョイスしているのがその理由です。

万が一、根がかりで切れてしまったとしても、ラインを直結出来るというのが最大のメリットで、大幅にロスタイムを削る事が出来ます。

しかしながら、たとえ「感度」的な要素が若干劣るわけですが、「メバル」を釣るにあたってはさほど気になりません。それは、アジの様に「アタリ」に対して即掛け的な作業がメバルにはそれほど多用しないからです。

メバルは捕食した際、違和感を感じると反転して元自分が居た場所に戻ろうとします。

吸い込んだであろう「アタリ」を感じた際、アジの様に吐き出してはおらず、口の中にはリグがしっかりと入っています。その時にラインを少し張ってやると、メバルは違和感を感じ根に戻ろうとします。その一連の行動の中で「フッキング」が成立するわけです。

いわゆる「向こう合わせ」と呼ばれるものになります。

「アタリ」の出方によってはこちらからの「フッキング」も必要になる時もありますが、今の時期のメバルに関しては、ある程度一口が大きいサイズのメバルが主になって来るので、ほぼこの「向こう合わせ」で釣り上げる事が可能だと私は思っております。

厳冬期メバリング

そして、この作業を飛躍的に楽にしてくれるアイテムが、先日発売になった

サイコロヘッドjr」です。大きく二つの「嬉しい特徴」が実装されました。

一つは、従来のジグヘッドから形状が改良され、口に入れたら最後。吐き出そうとするも、吐き出しにくく「やや上向き」に改良されたフックが突き刺さります。口の中に「残る」確率が格段に上がったサイコロヘッドjrがオートマチックフッキングを演出してくれるので、後は根に潜られないようにやりとりをするだけ。

説明をすると難しく感じられますが、実際にやってみると非常に簡単です。

サイコロヘッド

もう一つアングラーにはうれしい改良が。それは「アイ」の大きさが見直しになりました。

直結はもちろん、「スナップ」を利用されるお客様もいらっしゃいますが、その「スナップ」を通しやすいサイズに変更され、今まで以上にスムーズなジグヘッドの交換が出来る様になりました。まさに理想がひとつにまとまった「カタチ」に。

サイコロヘッドjr
ますます釣る楽しさが増えたサイコロヘッドjrで、是非大好きな対象魚を「掛けて」みてください。

色々と釣り人には「こだわり」がありますが、こうでなくてはならないとか、そういった決まりはないので、自分自身でやり易い釣りの仕方を見つけてみてください。

今回は、この厳しい寒さの中でどうやってどんな釣り方をしてるの?
たま~に聞かれたりするので、私の冬場の釣り方を簡単にご紹介させていただきました。

こんな人間もいるんだ(笑)的な気持ちで見ていただけたら幸いです。

まだまだ寒さの厳しい季節ですが、決して無理はせず安全な釣行を心がけていただく事。

そして、立ち入り禁止等の設定がある場所もございます。ルールを守り気持ちよく楽しい釣りにしていただけるようお願い申し上げます。

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