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喰い渋るメバル攻略

皆様こんにちは!フィールドテスターの三浦です。
早いものでもう2月も最終日。年々時間が過ぎ去っていくのを早く感じている今日この頃です。

そんな中、我が町青森県ではちょっと珍しい出来頃が起こっております。
2024年2月現在の段階で何と積雪「ゼロ」。4年ぶりだそうです。
今年に入って雪片付けのスコップを持った日が何日あったかな?というくらい。
年々変化する気候に若干の不安も感じますが・・・。
記録的な暖冬により今後どんな影響が起こるのか想像も出来ませんが、災害に繋がる様な事がこれ以上無い事を願うばかりです。

さて、現状の「海」の状況は?というと、場所による個体差はありますが年を通じて「渋い」と言われる時期に入っております。
青森で冬期間においてライトゲームのメインターゲットは「メバル」を楽しまれている方が多いと思われますが、2月中旬~3月初旬は普段はポコポコと釣れていた場所でも、キャストし続け場所を変え何をやっても1時間以上音沙汰無し!という日はざらにあります。
なんで?と疑問に思う方も多くいると思いますが、この時期は産卵後のアフターシーズンにより回復期に入っている影響が有るので、この時のメバルはストラクチャーに潜みじっとして体力の回復をしています。
それによって目の前を流れていくエサを捕食のメインとしているので、活発にエサを追って動き回る個体が少なくなるのもその為です。

さて、それをどうやって攻略していくか!

「流れを見極める」

釣りの基本でもありますが、潮の流れを見る事。
釣り座に立ち、潮がどちらから流れているのかを見極める必要が有ります。
まずはその潮流を察知する事が必須となってきますが、私が今現在メバリングに使っているロッドは、
今年発売になるNEWロッド≪クリスター72ファインダー

好評発売中の≪クリスター61ANY≫を使っています。

どちらも共通する点が「ソリッドティップ」で、潮の重みや魚のバイトの際ティップが入る事により潮流を捉えやすくバイトも弾きにくい為、渋い時期にはソリッドティップの恩恵が顕著に出やすいので使っております。
特にクリスター72ファインダーに関しては、軽量のジグ単でも更に飛距離も出せ、海中の存在感もバッチリ!軽量ジグ単に特化している「FINDER」の冠を持ちつつパワーもあるのでこういった渋い状況ではその能力を遺憾なく発揮してくれます。

ロングレングスではありますが、ワンハンドキャストも楽に出来ますし、長さを感じさせない取り回しの良さが更に際立ちますので、各地スタッフの実釣会や3月から始まるストアイベント等で是非実際に触れてみて下さい。

「魅せる」

この時期のメバルは、海藻やストラクチャーから潮流によって剥がされたアミや動物性プランクトンをメインとして捕食していますので、それらを潮下で待ち構えて捕食する。
その特性をヒントに、潮流が分かれば潮上からワームを漂わせるように流していくイメージで送り込みますが、風や流れの強さもありますが~1.5gまでのジグヘッドがおススメ。
出来る限り軽いジグヘッドで目の前に長い時間置いておきたい事を重点に考えている為です。
この渋い時期に私が多用するジグヘッドは、≪サイコロヘッドjr≫・≪サイコロヘッドSOKU≫を使っています。

捕食活性が低いので、口を大きく開ける事が少ない事もあり、吸い込み易く刺さりやすい形状のものをチョイスするようにしています。
その場にとどまり、目の前を通過した時のみ口を使うので、一回のバイトを確実に捉えキャッチに持ち込みたいですからね。

合わせるワームは、魚のコンディションに合わせアピールの強弱で見つけさせ食わせる。
そのアピールコントロールを自在に出来るワームが3月発売予定のNEWワーム≪クノジー1.2≫になります。

ただ巻きやクイックなアクションで誘う以外に、一番のストロングポイントはさびいて来た際に一瞬ロッドを前に倒しラインテンションを抜く。その一瞬にワームがクルッとブーメランのように後方に反転し元の場所に戻ってくるようなアクションをしてくれます。
このイレギュラーアクションが猛烈に効くんです。

移動距離を最小限に抑えつつ目の前でアピール出来るというスグレモノ!
アジもメバルもこのアクションで非常に良い反応を示してくれておりますので、是非ご期待ください。

今回は新製品を含め、食い渋る時期のメバル攻略の紹介をさせていただきました。何かしら皆様へのヒントとなれば幸いです。
楽しく釣りをするために、釣り場のマナー・ルールを守り誰しもが気持ちよく帰って行けるように心がけて参りましょう。

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