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感覚特訓と豆アジング

皆さんこんにちは!フィールドテスターの三浦です。
それにしてもまだまだ日中は熱い!相変わらず汗っかきの三浦はタオル片手に奮闘しておりました。皆様もこまめな水分補給と休憩を取り、体調管理に十分気をつけていただきたいと思います。

私事ですが、6月半ばにアキレス腱断裂という重傷を負ってしまい不自由な日常生活を送っておりました。もちろん大好きな釣りにも行く事が出来ず、今までほぼ毎日のように行っていた海から2か月間も遠ざかっておりました。

そうなると当然のごとく今まで持っていた感覚がずれてくるわけです。完全にボケてしまわぬよう「おうち時間」でやっていた事がありました。少しでも皆様の参考になればと思いこの場を借りて紹介したいと思います。


「感覚の特訓」
これはロッドを持てる空間が有れば誰でも行える事なのでオススメ!
何をどうするのかというと、ロッドにリールを装着してラインを通しジグヘッドを付けるだけ!準備はこれで終わり。超簡単です!
軽くポンポンとジグヘッドを弾きロッドの反響等を確認する時に誰しもが行っていると思いますが、ここからもう一段階踏み込みます。
立った状態でも座った状態でもいいので、持ったロッドの角度を床と水平の状態にしジグヘッドが床に着くまでラインを出してください。(この時に鉛が当たって傷がついたりするのを防ぐと共に「音」で着地を分かりづらくするために布等を敷いて行っていただきたい。)
そこでジグヘッドをゆっくりと床から離したり着けたりの繰り返しの作業をするわけですが、当然目視していると状態が分かる為に重さを感じやすくなります。
ここからが本番!この作業を「目を閉じて」行い、回数を重ねるごとにジグヘッドの重さを軽くして行きます。軽量にすればするほど分かりづらくなると思いますが、床に着いた際に「スッ」と軽くなる状態を感じられるようになれば疑似的に「抜けアタリ」を感じ取れると言うものになります。
種類は少し違いますが、軽量ジグ単の存在感をしっかりと手元に覚えさせるという感覚のトレーニングにも繋がりますので、軽いジグヘッドを扱うのが苦手だという方にも是非やっていただきたい。これに馴れておくと、実際に海へ出てキャストした際に潮を噛んだジグヘッドがより分かりやすくなるのです。

意外と目を閉じると感覚が違ってくるもので、必然的に集中力も上がりますし、更に感覚が研ぎ澄まされてきます。
最終的に0.2gのジグヘッドのみで行えるようになってくると更に面白い!
この作業は簡単に家の中でも出来ますし、ロッドによって出方が変わって来るので、皆様もお手持ちのロッドで是非試してみて下さい。

「実践復帰」
今回は新発売となるリングボンボン1.6を中心にアジール2.0セクシービーFine1.5をローテに加えながら豆アジングを楽しんできました。

簡単にそれぞれのワームのアピール力を(弱)~(強)として表現すると、
セクシービーFine(弱)~アジール(中)~リングボンボン(強)」となります。

各ワームの特徴をふまえ攻略していきます。
初場所なので、まずはパイロットとして「アジール」を選択。

アタリの出方や食った際の掛かり具合、釣れた魚のサイズを見ます。
印象としては非常に食いも良く追尾してくる個体もいるので、しっかりとワームを見て食ってるな!と言う状況だったので、「リングボンボン」へチェンジ。

目立つ分アタリの数は格段に増え、その中でもしっかりと丸飲みする個体も多く非常に反応がいい!むちゃくちゃ面白いぞ!
リングボンボンのいい所は、ボンボンの間にある「クビレ」から思いっきり曲がってくれるので、ボリュームを出しつつも口の中に納まりやすいので豆アジでもちゃんと食わせられる事。活性が高いと食いも上手ではないのでこういった仕掛けが効いてくるのです。

しかしながら生き物も正直なので、ハイアピールが続けば当然スレ(人間で言うと飽きる)てきます。そういった場合は逆に一番大人しい「セクシービーFine」へチェンジする事でまた状況を変える事も出来ます。

ワームそれぞれが持つ特徴とアピール力をその場で考えてローテーションする事により、更に楽しい一匹に出会えるよう皆様も是非楽しんでいただけたらと思います。

尚、人気のターゲットが増える時期でもありますので場所によっては混雑する場合もあります。トラブルを防ぐため最低限のルール・マナーを守り近隣の住民に迷惑を掛けぬよう注意し、みんなが気持ちよく釣りが出来る環境を意識して行動するよう心掛けて参りましょう。

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