皆様こんにちは!クリアブルーフィールドテスターの三浦です。
新年を迎え、早一週間が過ぎましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?年々と月日が過ぎ去っていくのが早く感じてくるのをひしひしと実感している今日この頃。その日その日を充実したと感じられる様に今年も突き進んで行きたいと思っております。
昨年の1月は大雪に見舞われ、毎日うんざりする程の雪を見てきましたが今年はちょっと少なめ。これからが雪の本番ですが、昨年ほどの雪が降らないことを祈るばかりです。
さて、話は変わりますが・・・。
先日発売された「サイコロヘッドTough-TG」お使いになられたでしょうか?
地域によっては冬場に出る尺アジやギガアジ。そして、メバルからライトロックゲーム等、普段よりちょっとパワーを必要とした場面で活躍する太軸の針を持ったサイコロヘッドToughが大いに活躍してくれていました。
タングステンになった事でヘッドが鉛と違い、同じウエイトでも一回り凝縮されシルエットも小さくなるので風の抵抗も抑えられ飛距離を稼ぎやすく、比重も大きくなるので鉛と比べ効率よくボトムに届ける事が出来る様になります。更にタングステンは硬い素材なので感度もアップするという嬉しい素材。
私の使い方ですが、シチュエーション別にあげると・・・
タングステンの場合
強風が吹き荒れる中でレンジに入れたい
小さくなったヘッドの恩恵で風の抵抗を極力減らし、飛距離を稼ぎつつタングステンの持つ高比重でしっかりとレンジに入れ込む。
風が無くともフォールの速さを生かしたリアクションで魚を掛けて行きたい
タングステンの持つ高比重の特徴を生かし、鉛よりフォールの角度が垂直に落ちて行くので、いわゆる「縦の釣り」で魚の活性が高い場面で効果を発揮します。
潮流が早くレンジに入れにくい場面に遭遇した時
比重の軽い鉛だと同じウエイトでもヘッドの面積が大きく、かつ比重も低いので潮の影響を受けやすい。ピンポイントで狙いたいレンジに入れたい場合はタングステンの恩恵が顕著に出るのでチョイスする。
上記に上げた例が私が最もタングステンを必要とする状況になります。
それとは逆に鉛のサイコロヘッドToughを使う場面はどうかというと・・・。
鉛の場合
風や潮の流れに馴染ませる
風や潮の流れにジグヘッドを乗せ、その強弱とウエイトで絶妙なバランスが取れる状況があります。任意のレンジに「定位」させ魚に食わせるパターン。
自然の環境を武器にナチュラルに攻略したい場面に良く使います。
スローに誘いたい
どうしてもフォールがスムーズだと一定のレンジをキープする場合、操作が早くなってしまいます。特に冬場など、魚が定位置にしかおらず目の前を通ったものしか食わないコンディションの時は、少しでも長い時間見せた方が食いが良い時もあります。
このように様々な局面が釣りをして行く中で出てきます。
「鉛」と「タングステン」
それぞれの特徴を頭に入れ使い分けを意識してやってみる事で、今以上に攻略の幅が増えてくると思います。苦手だった局面を打開出来ればもっともっと楽しい釣りになるはずですよ。
冬はまだまだこれからが本番ですが、体調を崩さぬよう無理なく釣りを楽しんで行きましょう!