皆様こんにちは!クリアブルーフィールドテスターの三浦です。
今期も各地では雪の被害が相次ぎ、皆様の生活に様々な障害が降りかかってきたかと思います。私の住む青森県でも、昨年末から降り続けた雪の影響で仕事や生活にかなりの影響が出てしまいました。雪に馴れている地域とはいえ許容量以上の積雪に見舞われるとさすがに堪えます。
朝晩と雪片付けに追われ、身も心もボロボロになっていた時、子供達が雪で遊んだ跡形が私の心を救ってくれました。学校もコロナ禍の中、子供達も色々な制限の中で窮屈な思いをしながら今を一生懸命に生きています。この降った雪も子供達の手にかかれば「遊びの道具」。大人が嫌気をさしながら見ていた雪が見事なアート?に変化していました。見て下さい、この立派な「鼻」を(笑)。
なぜに鼻!?と思いましたが、これを見た瞬間に全てのモヤモヤが吹っ飛びました。何事にも柔軟な気持ちで向かい合う事が大事なんだな!と、つくづく実感できた瞬間でもありました。
今年からフィールドテスターという立場で活動させていただく事になりましたが、製品開発のサポートやSNSを活用した情報発信等、今までの活動よりもまた更に一歩踏み込んだ形で活動させていただいております。改めて実感させられた「柔軟な発想力」を今後の活動に生かし、皆様にワクワクをお届けして行ける様に努力して参りたいと思います。
さて、前置きが長くなってしまいましたが・・・。
この雪の中でも相変わらず釣りに行っております。この時期はメバルが主体となりますが、産卵やアフターの為にボトムに定位している個体が多く、エサを激しく追い回し捕食するような食い方をしません。その為に、いかに見せるかがポイントになって行きます。
目の前での存在感がキモになるわけで、柔らかさゆえの絶妙なアクションと食わせやすさの「セクシービー」。
そして、わずかな潮流でもテールが潮を受けボトムでの最小限のアクションでもしっかりアピール出来る「デカジール」。
この二つが特に活躍してくれていました。
そこに割って入る新しい仲間が、もう間もなく発売になる「カーリーモンスター」
ハンポワならではの絶妙な柔らかさとダイナミックかつ柔軟にウネウネと動くテールを持ち合わせ、まるで生き物の様なアクションを演出して魚に対して猛アピール!今まで見向きもしなかった個体も思わず食って来るようなワームが出来上がっております。
このワーム、実は昨年の秋頃からサンプルを提供していただき私もテストに参加させていただいておりました。
何度か形を微妙に修正しながら今の形になったわけですが、まず一番に驚いた事があります。それは、魚のバイトが「異様に多い」事。
様々な状況で試させていただき、その中でも散々釣りまくった最後の場面や、多くの人が出入りする人気のスポットで叩かれまくった後など、いわゆる「渋い」状況で投入した際の魚の反応です。やはりまず最初は自分で使い込んで自信のあるワームを使って魚の反応を先にチェックしてみました。・・・まぁそうなるわな!
と納得のいく反応の無さ(笑)。たまに「ツン」と反応があったりする程度でこのまま夢中になっていても時間だけが過ぎていく状況。そんな時に「カーリーモンスター」をいざ投入。今まで反応が薄かった状況が嘘のように3連続ヒット!自分でも信じられません。
こんなに差が出るものなのか?偶然なのではないのか??と疑う気持ちすら出始める始末でした。しかし、そんな状況が日を変えテスト釣行に出る度にしっかりと結果が出る事で確信に変わって行きました。絶対に釣れるワームとして今後リリースされる事にワクワクが止まらなく、釣り場でニヤニヤしてしまったのは正直なところ。
カーリーモンスターのここがストロングポイントだな!と感じた所は、ロッドアクションを止めていてもワーム自身でアクションを演出しやすい事。特に軽量のジグヘッド単体時におけるアクションなのですが、テンションフォール時において大抵のワームは軽量な分フォールのスピードも抑えられ、ロッドアクションを加えないとワーム自体に微弱な水流を受けるだけでそこまでワームが激しく動くワームが多くはありませんでした。カーリーモンスターは超軽量ジグヘッド単体のテンションフォール時においても柔らかく薄く潮を受けやすい形状に設計してある為、しっかりとテールが動くのです。それにはビックリしました!しっかりとアピール出来てるからこそ魚の目に留まり食わせられる。それを軽量ジグ単で再現出来るのだから釣れちゃいますよね。
もちろんカーリーモンスターはアジだけではなく、その動きは他の魚にも良い結果をもたらします。特に冬場主流になるロックフィッシュ系の魚へのアピールも申し分なく、ボトムにじっとしている個体に対しても、水流を受けるだけでテールがアクションしてくれるので、潮に乗せその場でフワフワさせてやるだけで魚を魅了しバイトに持ち込む事が出来ます。釣るのが難しいコンディションの中でも一匹をひねり出せるワーム。もうたまらないですね。
これから水温も上がり始め、ベイトも増えてくる頃には強く捕食を意識する個体も増えてきます。そんな時にはもちろん「ただ巻き」。
強烈に動くテールが魚に刺激を与え、ワームを追尾して食ってきます。使ったらハマってしまいますよ~。
使うたびに新しい感動がある新感覚のワームはもう間もなく発売になります。楽しみにお待ちくださいね。
青森県の様に雪が降る地域では、漁港等のスペースも雪で狭くなり普段より駐車出来る場所が限られてきます。近隣のご迷惑にならぬよう気をつけて釣行に臨まれるようお願い致します。
そして、防波堤上でも積雪や凍結で足場が大変悪くなっているので、転倒・転落の事故に十分気をつけて行動するようお願い致します。