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産後のメバルを考える

こんにちは!
クリアブルーフィールドスタッフの浜田です!
1月は大寒波が到来しましたが、皆様ご体調は崩されていませんか?
こちらも凍れる日が続き普段カイロは使わないのですが、仕事中から釣行時でもつま先にカイロを貼ったり、電熱ヒーターベストを着込んだりと快適に過ごせるプチ装備でなんとか乗り切りました。

それはさておき青森のこの時期のライトゲームといいましたらメバリングになります。

この時期からのメバルで1番悶絶をし、攻略方がわかると非常に面白い、産後のメバリングについてお話しさせていただきます。

まず産後のメバルの特徴ですが...

・ほとんど餌を追わない
・ボトムで根がかりするかどうかのレンジや海藻の下などで体力を回復するのを待つ
・目の前を通る比較的にイージーに捕食できるものを必要最低限の力で捕食し、ショートバイトやワームのテールを加えるバイトもある。

私のお世話になっているフィールドでは特にこの3つを強く感じる事が多いです。

ではなぜ餌を追わない、ボトム近くや海藻の下で待つ、目の前を通るイージーなものを捕食するのか...
私が疲れている時はとりあえず居間で横になって寝たり、手が届くところにあるお菓子をとりあえず食べています。
それに近いものが産後のメバルにもあるのかもしれません。メバルに聞いてみないとわかりませんが...

となると大事なことは
いかにメバルのいるポイントを探るか、どのように産後のメバルへアプローチをしていくのかが大事かとおもいます。

私の考える産後のメバルがいそうなポイント

やはりブレイクになりますがそのブレイクでも掘れていたり変化があるとよりいいです。その他は海藻などのストラクチャーの周り。メバルが身を潜めやすそうなポイントもおすすめです。共通する事はメバルが休めるスポットを見つけることです。冬の海は非常に透明度が高いので明るい時間にポイントを見て回ることも非常に大事です。
共にレンジは低めむしろボトム近辺のやりとりになります。

アプローチですがゆっくりゆっくりが基本となります。ボトムが基本の釣りとなっていますがしっかりと着底をさせてからゆっくりまいて潮の変化を探します。潮がぶつかるところ潮が走るところ小さな変化を感じたらリトリーブを止めてゆっくりと探ります。そこでまた着底したら今度はゆっくりとリフトしています。案外このリフトの動き始めでもバイトがあります!
リトリーブで潮の変化を探り、フォールとゆっくりリフトで誘う。これが私の基本となっております。
藻場ですがこちらは藻の上をスローに通して海藻をかすめるくらいのところを攻めたりします。海藻に絡まって外してふわふわと落ちる時にバイトは集中しているような感じがします。

まとめますと

『アミ、遊泳力の少ないマイクロベイトや稚魚を意識した動かし方でストラクチャー周りを丁寧に攻める』
『小さな潮の変化を見つけてじっくり探る』

以上となります。

ここで私がよく使うルアーをご紹介したいと思います!

まずは、アジコンバイブになります。ストラクチャー周りなのにハードルアーと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、このアジコンバイブがほぼ動かないリトリーブスピードこそが肝!じっくりじっくりと沈めてゆっくりゆっくり動かします!このリトリーブスピードがだいじで他のルアーやワームを使う際にも重要となってきます!
サイズ感は一口サイズでショートバイトも絡め取れます。リーダーは普段より気持ち太めがオススメです!

ワームですとまずはセクシービースーパーソフト。極柔ボディでショートバイトを丸ごと吸わせてバイトに持ち込みます。
テールがナチュラルに動き潮によく馴染むので渋い時期でもハイシーズンでもメバリングでは先ず使っています!

カーリーモンスターもオススメというよりは試して欲しいワームです!
あたりが消えてからはカーリーモンスターを使う機会も多く、何より尻尾を咥える食い方をしてからのやり取りが最高に面白いです!
ラインテンションを抜いたり、ゆっくりロッドを立ててメバルの反応を楽しみます。
食いが渋いシーズンだからこそ学べる渋いシーズンの遊び方になりますがこのやり取りは本当に癖になりますので是非お試しください!

そしてロッドなのですがこのシーズンに使っているロッドは3本使い分けています!
クリスター57+

ボトムをしっかりと取れるのはもちろんですが潮流の変化の感じ取り方やメバルをかけてからのやりとりも安心感があります!エステル0.4号にリーダーは1.5号で使用しています。
メバリングロッドとしてはショートロッドと思われる方もいらっしゃると思いますが、ショートバイトや違和感を感じた際のフッキングやラインテンションの抜き加減、5.7fのレングスの操作性の良さで口を使うけど食いが浅い個体が多いケースや、海の状況やその日の潮を見る際のパイロットロッドとなっています!

クリスター61T-ACT

こちらは主に水深があり潮の流れが強いポイント、根が荒くよりストラクチャーを攻めたい時に使っています。こちらは高比重のPE0.3号か
0.4号とリーダーはフロロ1.75号と少し強めのセッティングにしています。
ストラクチャーの際を攻めるので気を抜くと潜られます。ここで61T-ACTのキンッキンの感度でメバルをかけて少し強引にやりとりをする必要があります。
こちらはボトム近辺をふわふわさせたり、テールを咥えてから微妙に動かすとバイトに持ち込めたりする繊細なロッドワークでこちらからアプローチをかけたい時にも活躍しています!

クリスター63BF premier

こちらはよりシビアによりタイトに探りたい時に使う機会が多いです。ラインは高比重のPE0.3号にリーダーはフロロ1.2号を5mでつかっています。
何より感度が段違いです。こちらもボトム近辺をふわふわしたりロッドワークで追わせて食わせるケースで使用していますが61T-ACTよりバイトやボトムの着底がより濃く感じることができます。
63premierのズバ抜けた反響感度でメバルの感触をよりダイレクトに感じることができ冬の寒いシーズンでも楽しく更に熱くなること間違いなしです!

現在のシーズンから春先に向けて抱卵されている個体、産後のアフターの個体、回復傾向のメバルや産卵に参加していないメバルが混ざってきます。
メバルは年々減少傾向にあると伺っております。リリースを心がけていただきたいのですがが著しく弱ってしまったりエラまでジグヘッドが行きメバルが出血されたりもするかと思います。そうなりましたら命に感謝をして美味しくいただいていければと思います。
これから春に向かって暖かくなってきますが、まだまだ寒い季節。しっかりと暖かい格好とライフジャケットを着用して寒い冬を乗り越えていきましょう。

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