こんにちは。
ClearBlueフィールドスタッフの船岡です。

今年も残すところ、あと1日。2021年は、皆様にとってどんな年だったでしょうか？私はというと、仕事のほうで春に昇進し、より責任ある立場に就き、今までにないプレッシャーの中で、文句の１つや２つ、３つ、４つ…言いながら突っ走ってきました。しかし、そんな中でも、改めて仕事の遣り甲斐であったり、人との繋がりの大切さ等を感じることが出来た、そんな一年でした。

さて、これから本格的な冬を迎え、何をするにしても寒さが堪える季節となってきますね。そして、冬のアジングはというと、水温低下とともに鯵の活性も低くなり、なかなか口を使ってくれない、所謂「渋い状況」というのが多くなります。そこで、今回は「食いが渋い時の対処法」について私なりに書いてみたいと思います。

はじめに、アジングをしていると「渋くて釣れない」なんてことよくありますよね。おそらく、私も含め殆んどの方が、バイトが少なく小さいことを「渋い」と言っているんだと思います。そもそも、何故、バイトが小さいかというと、渋い=活性が低い時の鯵というのは、そんなに口を開けて食ってきていません。活性が高い時というのは、沢山食べようと口を大きく開けて、吸い込む力も強いから明確なアタリが出ますが、活性が低い時は、少ししか口を開けてなく、吸い込む力も弱いので、バイトが小さかったり、針掛かりが浅かったりします。ここで、数少ないバイトを逃さず確実なものにするために、是非ともオススメしたいアイテムを紹介したいと思います。

先ずはワームですが、Sexy-BとRexyにラインナップされているコアシリーズを紹介します。

写真を見ていただくと分かるように、ヘッドの部分(針を刺す部分)にグローコアが入ってます。このコアの部分が、所謂、バイトマーカーと言われるもので、このグローコアでアピールすることによって、鯵がピンポイントでコア目掛けてアタックしてきます。すると、今まで小さかったバイトが深く大きく出るので、アタリが取りやすくなり、しっかりとフッキングさせることが出来ます。それと、このコアシリーズは、ナイトゲームだけではなく、デイゲームでも非常に効果的ですよ。

次に、ジグヘッドですが、このコアシリーズに最適なのが、サイコロヘッドミニとサイコロヘッドJrです。何故かというと、下の写真の通り、サイコロヘッドミニとサイコロヘッドJrをセットすると、丁度、コア上部にフックポイントがきます。渋い時ほど、鯵にピンポイントで口を食わせないと、ショートバイトやバラシが多くなってしまいます。

そして、食い渋ってる時の鯵というのは、あまり動き回らず、ゆっくりと泳いでいるので、早い動きだと追いきれずに食いきれなくなっていることが多いです。なので、出来るだけ軽いジグヘッドを使って、スローな展開の釣りをする必要があります。状況にもよりますが、0,6gをメインに使っていきます。ちょっと風があったり、流れがあって流されるなって時は0,8g。逆に、ほぼ流れがないような場所だったり、ボトムスローな時は、0,4gを使う場面もあります。えっ？と思われるかもしれませんが、エリアによっては、これくらい軽くしてあげないと釣れる魚も釣れません。また、使用するリーダーですが、いつもよりワンサイズ細いものを使ってみて下さい。私の場合だと、年間を通してフロロの0,8号をメインに使っているので0,6号もしくは0,5号に。ナイロンなら0,6号か0,8号で大丈夫です。ちょっとしたことですけど、これも食い渋ってる時の立派な対処法の１つなので是非試してみて下さい。食い渋ってる時は、掛けるというより、ジグヘッドを飲ませる、もしくは鯵の口の中にリグを送り込むイメージを持って釣りをすると、より効果的で釣果にも差が出ます。

そして、私がオススメするジグヘッドとワームの組み合わせと使う順番ですが、
①Sexy-B+サイコロヘッドJr
②Sexy-B+サイコロヘッドミニ
③Rexy+サイコロヘッドJr
④Rexy+サイコロヘッドミニ
になります。まず、Sexy-B特有の柔らかさと吸い込み易さで食い方の様子を見ます。上顎に掛かってたり、口の中にすっぽりとワームが入っててバレないようであれば、そのままで。口の薄皮部分に掛かったり、テールを啄むようなショートバイトやバラシが増えてきたら、アクション後の止めの姿勢が安定しているRexyに替えて、よりしっかりと食わせます。食い渋ってる時は、多くの方がワームサイズを小さくされると思います。しかし、アピールという部分で言えば、ある程度のボリュームがないとアピールしたくても出来ません。なので、ワームサイズを小さくする前に、まずはSexy-BとRexyのコアシリーズを試してみて下さい。きっと、渋い状況の攻略の糸口が掴めると思います。

最後になりましたが、本年もいろいろとお世話になりました。どうぞ、よいお年をお迎えください。