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春の唐津デイアジング

こんにちは。
ClearBlueフィールドスタッフの船岡です。

日増しに暖かくなってきて、本格的な春の訪れももうすぐのようですね。
春

さて、デイアジングと聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?おそらく、多くの方が「難しい」と思われているかと思います。
確かに、ナイトゲームのような常夜灯周りという絶対的ポイントがないので、鯵を探すのが難しいと言えます。ところが、この春というのは、産卵を意識した鯵が浅場に入って来るので、ポイントと釣り方さえ押さえておけば、簡単に釣ることが出来ます。私の地元の唐津でも、3月から6月にかけて産卵を意識した鯵が浅場に入って来ます。そこで、今回は『春の唐津デイアジング』と題しまして、私なりの春のデイアジングをご紹介したいと思います。

1.ポイント選び

まずはポイントですが、先ほど言ったように、産卵を控えた鯵というのは浅場に入って来ます。浅ければ空気(酸素)と海水が混じりやすく、太陽光による水温上昇が見込めるので、鯵の居心地が良くなります。なので、必然的にシャローがポイントとなります。しかし、シャローならば何処でも良いという訳ではありません。例えば、下の写真の場所のような、外海に面した潮通しの良い漁港やワンドのシャローほうが、鯵も入りやすく溜まりやすいです。
外海に面した潮通しの良い漁港やワンドのシャロー

次は、シャローの狙い所についてですが、浅場に入って来た鯵は、空からの外敵(鳥)から身を守るため、ボトムに貼り付くようにして、地形変化がある所をゆっくりと回遊しています。ですので、堤防の基礎周りやシモリ周り、ミオ筋、シェードといった変化のある場所のボトムを中心に狙います。
シャローの狙い所
マーカー部分が狙うべきポイントです

2. 釣り方

産卵期の鯵は、エサを捕るのに大変な労力を使うので、あまり動き回りません。そして、食べ方も「ガブッ」と食ってくるのではなく、小さなものをゆっくり吸い込むといった食べ方になるので、スローな釣りが有効になります。
スローフォール、スローアクションでレンジキープをしながら、回遊する鯵の目の前にリグを持っていくイメージです。

次に、使用するジグヘッドですが、サイコロヘッドsokuを基準に、サイコロヘッドJrサイコロヘッドミニを使い分けてます。
サイコロヘッド
まず、サイコロヘッドsokuを使って、針掛かりの様子を見ます。深いバイトでしっかりと掛かっているなら、そのまま。
次に、少し食いが浅くなり、口の薄皮の部分に掛かるようなってきたら、食い込みと掛かりを良くするためにサイコロヘッドJrに替えます。そして、更に食いが浅くなって、ショートバイトやバラしが多くなってくると、針を飲ませるためにサイコロヘッドミニを使います。
ちなみに、使用するジグヘッドの重さは、重すぎず軽すぎずの0,8g又は1gを使っています。勿論、その日その時の状況によって、1g以上のジグヘッドを使い分ける必要も出てきます。

3. 春に欠かせないワーム・プラグ

Rexy(レクシー)
Rexy(レクシー)
小さく左右に揺れながらフォールします。また、フォール姿勢も安定しているので、違和感を与えづらい。
産卵期のシビアな鯵にも、うってつけのワームです。

Sexy-B(セクシービー)
Sexy-B(セクシービー)
リトリーブすると、テールの山部分で水流を受け、くびれからテールにかけて、左右に細かく揺れるロールアクションします。
デイゲームでは、コアシリーズが非常に頼りになります。

Ajeel(アジール)
Ajeel(アジール)
ノンアクションでもヒレが僅かな潮流を感じて細かく揺らぎます。
よりスローな展開になった時、食いが浅い時に持ってこいです。

アジクト43
アジクト43
ジグヘッド感覚で扱えるプラグ。
ただ巻きでは、小刻みに揺れながらユラユラと誘い、テンションフォールでは、テール下がりの小刻みシミーフォール。
少し活性が上がった時や沖のシモリ周りなどを広く探る時に使います。

春のデイアジングは、1度その時の状況にあったパターン攻略がハマれば、初心者の方でも簡単に鯵が釣れます。ルールとマナーを守り、ゲーム性が圧倒的に高いデイアジングを楽しんで頂けたらと思います。
ClearBlueフィールドスタッフ船岡

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