こんにちは。
ClearBlueの本岡です。
寒い時期が続きますね。
急な冷え込みは人も動かなくなる様に
鯵も動かない事が多くなってきます。
どんな感じになるのか?
餌が多ければ、話は別ですが
探して追いかけて捕食する状況では寒さで変化がある様に感じます。
感覚の話にはなるのですが
『鯵が…』
・広範囲で餌を探さない
・餌を追いかける距離が短い
・口を大きく開けて捕食しない
・啄む様な捕食が多い
この様な感覚があり、"渋い"と感じます。
どうやって探ってそう感じているのか??
どうやって探る?
釣り場に着くとまずは!
いつも通りにロッドアクションを付けテンポ良く、広範囲に誘っていきます。
☆ファーストチョイス
サイコロヘッドJr [1.0g]
セクシービー 2.0 [スパークブルーコア]
テンポ良く誘って反応があるのか?
無ければ徐々にロッドアクションを小さくしていき最終的には『動かさない!』
そしてポイントは
何秒止めてみせるのか??
"止める"のが意外と難しい(笑)
ついつい動かしてしまうんですよね
食わせの間である"止め"
5秒、10秒、20秒
忘れるくらい長く止めた方が釣れる時もあります。
テンションフォールで止めている間も潮流を受け流しています。
ノーアクションなので最弱のアクションでワームは動きを続けて誘っています。
全体的にゆらゆら動くのが良いのか?
テールの先だけがチラチラ動くのが良いのか?
鯵の好み次第になってくるので色々とローテして探ってみてください。
どんな感じでワームが動いているのか?
明るい時間帯に足元でテンションフォールさせてワームを見ると想像しやすいかと思います。
全体的ゆらゆら系
④アジール
⑤カーリーモンスター※近日発売予定
テール先チラチラ系
❷レクシー
ここまでは食い渋る鯵にいかに興味を持たせて口を使わせるか?を書かせて頂きました。
鯵が口を使ってアタリが出たら次の段階で、どうアワセるか?
どうアワセる?
アワセに関してもロッドアクションと同じく、徐々に調整していきます。
普段通りに合わせて鯵を掛けられればOK
『すっぽ抜け』した時は
私はアワセのタイミングを少しずつ遅らせます。
それでも合わない場合
アワセの力を徐々に弱くしタイミングも調整していきます。
それでもフッキング出来ない時、最終的には
"アワセない!"
アタリを感じたらそのまま"待つ"
止めて待っているとロッドのティップにもたれ掛かる様な感じで鯵の重みを徐々に感じます。
ある程度重みを感じたらゆっくりロッドを起こし針先を刺し込むといい感じです。
ロッドのティップにもたれ掛かる様な感覚
こんな微妙な重さの変化が感じたい時はティップが硬いロッドだと弾き易くなります。
渋い時はロッドで釣果が左右される事も多々あります。
ロッドチョイス
冬は風が吹く事が多く、柔らかいロッドが食わせ易くても柔らか過ぎるとティップが風に煽られ
ラインが穂先に絡み易かったり、風の影響でティップが揺れて操作感、潮流の変化など感じ難くなります。
私はある程度の風であれば『クリスター60フォーカス』を選んで使います。
ティップの柔らかさとベリー部分の張りが丁度良く、食い渋る鯵に口を使わせてフッキングがし易く気に入っています。
爆風でやるなら『クリスター57プラス』を選びます。
風が強過ぎる時はティップのブレを抑えて操作感、潮流の変化など海中の情報入手を優先します。
それから食わせの柔らかさをソリッドで対応します。
いち早く状況を掴むには
事前に分かる情報がキモになります。
気温と天気の急な変化があればある程度渋いだろうと予想出来ます。
ある程度予想できれば釣り場にて一から試す必要は無いのです。
気温が冷えて寒いとしても
ここ2、3日なのか?1週間以上続いているのか?で変わってきます。
人間と同じく、鯵も気温に慣れてくるので寒さが安定してくれば比較的良くなってきたと考えています。
あとは実際に釣り場で予想との差を感じ、
アタリの大きさやアワセのタイミングの感覚からその場で調整していきます。
コレが意外と楽しかったりしますので色々と試してみてください♪
渋い時はこんな感じで色々と調整しながら探っています。
参考にして頂ければ幸いです。