皆様初めまして、9月よりクリアブルーフィールドスタッフとして活動させて頂いています。
岡田秀星(しゅうせい)と申します。
各種SNSでは、ファンキーベイト野郎というH.Nで活動しています。
始めましてという事で、私の事を知っていただく為に、自己紹介と併せてアジングとの出会いについてお話をさせて頂きたいと思います。
私は山口県周南市という瀬戸内海に面した石油プラントの街に住んでおり、職場から歩いて30秒で海という恵まれた環境で生活しています。
山口県周南市は車を1時間も走らせれば、アジングの聖地として有名な周防大島や上関町へも行けますし、2時間も走らせれば、日本海に行ける好立地です!県外からの移住者の募集やUJIターンも市を挙げて取り組んでいるので、釣りをしながら田舎暮らしがしたい方移住如何ですか!?
瀬戸内海の特徴である。離島も点在し、同市内に大津島という離島もあります。高速船やフェリー等交通の便も良く、釣りをしながら生活するには最高の町だと思っています。
私がルアーフィッシングに出会ったのは、小学生の時に流行っていたブラックバスフィッシングです。誕生日とクリスマスとお年玉を全て使って自分のタックルを買い、友人たちと毎週末2時間以上自転車をこいでリザーバーに通ってバスを追い続けていました。初めて釣ったバスの感動が今も自分の釣りへのモチベーションになっているのは間違いありません。
将来はバスプロになるんだ!なんて夢を卒業文集に書いていたのを先日発見して、苦笑いです。
しかし、進学と同時に県外へ出て、釣りへの情熱も忘れていきました。
その後10年ほど経って山口県へUターンしてきた際、折角地元に戻ってきたんだし、友人に誘われて久しぶりに釣りをしようと、地元釣具屋に立ち寄った時に目に入った「アジング」の文字。
今にして思えば、これが私とアジングとのファーストコンタクトでした。ルアーでアジを釣る!バスフィッシングとは比べ物にならない程軽いリグ!夜光でワームが光る!指の先にように小さいワーム!
釣りを離れている間にこんなジャンルが出来ていたのか…と店頭でアジング用品をマジマジと見て回っておりました。
この時はシーバスタックルを買って帰りましたが!
一度タックルを揃えると後は雪だるまでしたね。シーバス、チニング、ライトショアジギングと海のルアーフィッシングにどっぷりとのめり込みました。
初めて自分のお金で買ったタックルがベイトタックルだった事もあるのか、ルアーフィッシングといえばベイトリールで!という強い思いが私にはあります。H.Nのファンキーベイト野郎も、どんな釣りでもベイトタックルでやりたい!という思いがこもっています。
当時、ソルト対応のベイトリールが増えてきて、ベイトシーバスやベイトチニングという言葉が浸透してきたタイミングもあり、新たに購入したタックルは全てベイトタックルでした。しかし、シーバスも、チニングも凄く楽しく今でも良く行く大好きな釣りですが、道具も大きく、仕事が終わった後気軽に、とは中々いかず。折角仕事終わりに釣りができる環境なのになぁと思いがありました。
そんな折に、ベイトフィネスという私がバスフィッシングをしていた当時には無かった概念がある事を知りました。
3g程度のリグをベイトで投げる!
私の中の常識では考えられない事でした。
これならもっと手軽に仕事が終わった後にも釣りが出来る!とすぐにタックルを揃えて海に向かい3gのJHにワームを取り付けて投げてみました。
そしたら3gが投げられる!
自分の常識の中にない感覚だったので面白く、その晩はただ投げる回収するを繰り返していたのですが、ふいにメバルがHIT!これが自分の初ライトゲームとなりました。
しかし、3g程度なら投げられても、2g1gと落として行くと途端に投げづらくなる。リグの操作感が無くなる。
そこからは毎日仕事終わりに海に通い、ソルトベイトフィネスの研究に打ち込みました。
リールのカスタムやラインの選定。ロッドもソルトベイトフィネス用ロッドだけで無く、トラウトロッドやバス用のベイトフィネスロッド等様々なモノを試しました。
キャスティングも一から見直し、手首の使い方腕の使い方を一つ一つ動画に撮影し、確認。
トライアンドエラーを繰り返し、ベイトタックルで1gがスムーズに投げられるようになった頃、ソルトのフィネスゲームの際たるものはアジングだ!となり。
ベイトタックルを駆使したアジングを追い求め始めました。
アジングは皆さんご存じの通り、1gだけで成立する釣りではありません。
0.8g0.6g0.3gとアンダー1gを必要とする場面が多々あります。
また、潮の流れを読み、潮の動きを感じ、鯵を探す。
HITした後も良く引き、雑にやりとりをすると口切れしてしまう。
パタパタっと釣れていたと思うと次の瞬間には何の反応もしなくなるツンデレさ、とてつも無く繊細で奥深いゲーム性。
奥深いのにふとした漁港で楽しめる手軽さ。
そんなただでさえ奥深いアジングを態々ベイトタックルでする。
不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。
メリットデメリットについては、今後語る機会もあると思います。
しかし、メリットデメリットの前にベイトタックルでアジングがしたい!という思いに突き動かされた男が私です。
出来ないと思ってた事が出来るようになる達成感。
人とは一味違う優越感。
自分で開拓していくフロンティアスピリッツ。
そして釣って楽しい。食べて楽しいターゲット!
その全てが詰まったベイトアジングの世界を広げていきたい!
これから皆さんどうぞよろしくお願い致します!