こんにちは
クリアブルー フィールドスタッフの曽根です。
今回のコラムは
私の地元、『 横浜のこの時期のアジング 』について
書かせて頂きます。
春先から初夏にかけての産卵が終わり豆アジ釣りのシーズンイン!
のはずですが
今年は少し遅れている?進んでる?感があり、かなり渋い状況が続いてますが例年のパターンや釣り方などお話しさせて頂きます。
まずは東京湾の横浜エリアについて少々お話しさせていただきます。
横浜で釣りをされた事のある方はお分かりかと思いますが
他のエリアに比べおかっぱりは非常に釣り場が少ないです。
釣りが出来る場所は9割型フェンス(転落防止柵)があり、いわゆる"The漁港"はありません。
なくはないのですがほぼ立ち入り禁止、釣り禁止ですから釣りが出来る場所は当然激混みになります。(決して釣り禁止、立ち入り禁止の場所での釣りはやめましょう)
他県の方が横浜に来るとこんな場所で釣りするの?というような都市部での釣りも珍しくありません。
逆に言えばアーバンアジング、アーバンフィッシングをするなら横浜!と言ってもいいほど他では味わえない魅力や楽しさもあります。
横浜エリアが釣り場が少ないのに人気なのはやはり釣れるから。
春先や秋のハイシーズンなんかは体高のあるメタボアジがボコボコよく引くし何より食べると美味い!
これは沿岸部の工場の明かりや埠頭の作業灯、温排水の影響で東京湾には豊富なプランクトンがあるおかげだと思います。
ボートアジングなど少し沖に出れば40オーバーのギガアジ、テラアジなどアジングの聖地なんて言われている壱岐まで行かなくても釣る事が出来ます。
そんな横浜7月〜9月の真夏のシーズンはやはり豆アジ
これはどこのエリアも同じかと思いますが難しい豆アジングをいかに攻略するか、リグや場所選びは非常に重要になってきます。
まずはリグ
相手は15センチ以下の豆アジ
当然ジグヘッド(針)は小さな物になります。
比較した画像がこちら
見てお分かりの通り
針の長さ、大きさが違います。
釣る対象(アジの大きさ)を見極めてフックサイズを選ぶと良いと思います。
また針を小さくするだけではなく、普段使われているg数より
より軽い物が必要となります。
0.6g以下を使えると攻略の近道です。
軽量リグがまだ投げれない、投げれても海中でリグの存在感がわからない方はまずは練習あるのみ!
軽量リグが投げれるか投げれないかでは天と地の差!
釣果に大きな差が出てきます。
軽量リグは豆アジだけではなく
中型〜のアジにも有効な場面がかなりあるので積極的に使っていち早く感覚を掴んでください。
次にワーム
こちらも基本は小さめのワームがメインになります。
↑
私がよく使うのは
アジール2.0インチ
ピンチ1インチ
ここでワンポイント!
豆アジはジグヘッドを小さくワームを小さくが基本ですがアタリがない時意外と効くのがボリュームのあるワーム
ただ単にボリュームのあるワームを選ぶのではなく私は吸い込みを妨げないセクシービーシリーズをチョイスします。
ハンドメイド(ハンポワ)なので
普通のワームより柔らかい
特に良いのが
【セクシービースーパーソフト】
比較した写真です。
※下がスーパーソフト
大きいから釣れないというわけではなく吸い込みを妨げない柔らかさを利用し、しっかり見せて食わせる!
固定観念を捨てていろいろと試してみると嬉しい釣果に繋がったりもしますのでまずは使ってみる!が良いと思います。
次に釣り方
経験上あまり動かさない方が良いです。
大きなアクションというよりは
ジッと竿先に意識をむけ潮の重みを感じる程度に張らず緩めず流して釣る【ドリフト】の釣りが良いです。
先ほどお話しした通り、横浜エリアでは柵が多いのですがアジは手前の岸壁際の浅い明暗を回遊している事がかなり多いです。
ですので横に投げれれば良いですが投げれない時などは後ろに下がり岸壁際を狙います。これもテクニックの一つです。
また流して釣る釣り方なのであまり動かすと違和感を与えてしまいます。
ワームの形状を利用しよりナチュラルに誘う事を意識するといいです。
それと豆アジはアジ特有の"コンっ"というアタリというよりはズズズというようなアタリ方なので合わせもワンテンポ遅らせて
ゆっくりさびいてかける方がキャッチ率が上がるかと思います。
最後に場所
海水温が上がりアジも居心地が悪くなるとより過ごしやすく餌のある場所を探します。
代表的な場所は河川がらみの場所、比較的水温が安定し流れもあるので餌も豊富、酸素量も多いので狙い目です。
水深のある場所、流れがある場所も狙い目、手前が浅く沖がどん深のような場所もアジは好みます。
釣り場の少ない横浜エリアちょっと難しい豆アジングですが少し工夫したり場所を選んでやると必ずアジに出会えますので諦めずアジングに出かけてみてください!